美容診療というと、見た目だけをよくするための治療と思われる方が多いでしょう。もちろん歯並びをよくしたり、歯を白くしたりといった外観をよくすることが美容診療の大きな目的ではあります。しかし、それだけではなく、さまざまな機能を改善するメリットもございます。
保険内診療は、機能を取り戻すことを主な目的としています。そのため、義歯の素材としては銀歯か硬質レジンの2種類しかありません。レジンは時間の経過とともに黄ばみが出ることがありますし、銀歯は金属アレルギーの方に対しては問題があります。
一方、自由診療であれば、幅広い素材からご要望に合うものを選択することが可能です。セラミックは耐久性に優れ、表面がツルツルで汚れが付きにくいので、虫歯になりにくいなどのメリットもあります。また、ゴールドを使ったクラウンを希望される方もいます。金は見た目の自然さはありませんが、親和性が高く、適度な柔らかさがあるので噛み合う歯にダメージを与えにくい点がメリットとしてあげられます。
詳しく知りたいと思われる方には丁寧に対応いたしますので気兼ねなくお声がけください。
当院は治療に対してさまざまなこだわりを持っています。
セラミックなどを使用したかぶせ物の色や形状を精巧に作るのはもちろんですが、その土台となる根の治療にも配慮をしています。マイクロスコープという歯科専用の顕微鏡を用いて12~25倍の倍率で治療を行いますので、小さな隙間も見逃しません。そのため歯垢などがつまりにくく、虫歯になりにくい状態を作ることが可能です。
また、精巧さを要求される患者さまや特殊な症例に対しては、型を取るためのトレーという道具を個人用に作る場合もあります。基本的に個人用の場合はシリコン材で型取りします。
セラミッククラウンなどの色や形について細かい指定をしたいと希望される患者さまに対しては、歯科技工士を招いて打ち合わせすることも可能です。その際にも追加の費用をいただくことはありません。さらにCAD/CAMという設備も保有しており、内容によってはかぶせ物を当院内で即日製作することも可能です。
美容診療についてご検討されている方は、ぜひ当院にお任せください。
当院では、セラミック治療システム治療を用いた補綴物の作製を行っています。これは、CADというソフトを組み込んだ機器であり、患者さまの口内のデータをもとに自動的にセラミックを削り、つめ物やかぶせ物などの補綴物を作り出してくれる機械です。
メリットとしては、時間短縮ができることです。従来のつめ物・かぶせ物の作製では、患者さまの口内データをもとに歯科技工士に連絡を取り、作ってもらうという工程でした。しかし、このシステムなら歯科技工士に連絡して作ってもらうという工程を省き、医院で作製を開始するため、即日作製も可能です。
忙しく、何度も通院することができない方には非常にありがたい治療法といえるのではないでしょうか。なお、素材は患者さまのご要望や口内環境、噛む力により選択肢が変わります。
1
口腔内チェック・治療開始
まず患者さまの主訴を詳しく確認し、口内のチェックをしてから、必要であれば虫歯や歯周病の応急的な治療を行います。初診の場合は1~1.5時間程度かかります。
2
治療の続き・方針決定・精密検査
2回目にご来院していただいた時に、詳細にどこをどう治療するかなどのカウンセリングを行い、方針を決定します。この時、必要に応じて精密検査を行う場合があります。
3
治療の続き
前回決定した方針に沿って、主訴の治療を複数回行います。
4
仮歯装着
仮歯を装着し、問題がなければ本印象という最終の型取りを行います。この型を元にして歯科技工士がクラウンを製作します。
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セット~バランスチェック
歯科技工士がクラウンを製作するには、10日ほど期間がかかります。
完成したクラウンが届き次第、セット装着して噛み合わせなどを確認します。患者さまにご納得いただければメンテナンスに移行します。
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