歯科口腔外科の治療内容｜あべひろ総合歯科

高血圧などの生活習慣病を抱えていると、歯科医院への通院を不安に感じてしまうと思います。特に歯科口腔外科で扱われるような、外科処置を伴う治療に対しては、全身疾患や慢性疾患を理由に足が遠のいている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

当院では、医科や大学病院と連携することで、全身疾患などを抱える患者さまの歯科治療にも対応しております。医科と密に連携を取って全身管理を行いながら、処置を進めさせていただきます。

また、医科や大学病院と連携することで、当院だけで対応することが困難な症例についても、ご相談いただける体制を整えています。これまで体調面の不安から歯科治療を避けていた方も、ぜひご相談にお越しください。

できものがなかなか治らない、かぶせ物が合わずいつも同じ場所が傷ついてしまう、といったトラブルには注意が必要です。腫れがある、腫瘍があるといった症状は、口腔がんの恐れがあります。がんを発症する可能性が高い、前がん病変であるケースも考えられます。また、合わないつめ物・かぶせ物や入れ歯による慢性的な刺激が、悪性腫瘍の原因となることもあります。

当院では口腔がん検診を行っており、口内を隅々までチェックして、ご本人が自覚していない病変などを見つけていきます。定期的に検診を受けることで、がんの早期発見につながるほか、発症の危険がある状態を事前に発見・対処することも可能になります。

口腔がんから命を守るためには、早期発見・早期治療が重要です。早期治療ができれば切除範囲も少なく抑えられます。口内環境が悪い方や喫煙習慣のある方は、特に注意が必要です。口腔がんが見つかった場合は、歯科口腔外科に詳しい歯科医師や大学病院をご紹介しますので、ぜひ年に2回は検診を受けることをご検討ください。

親知らずの生え方について、「斜めに生えた」「頭だけ少し出ている」「埋もれている」などのケースを耳にしたことはあるでしょうか。真っすぐに生えていない親知らずは、隣の歯に悪影響を及ぼしたり、虫歯や歯周病を引き起こしたりすることもあります。親知らずの生え方はさまざまで、「この生え方は大学病院で抜歯をしてください」と診断された経験のある方もいらっしゃると思います。

当院では日々、さまざまなケースの親知らず治療に対応しています。患者さまからお話を伺った上で、歯科用CTによる詳細な診断を行い、抜歯の有無や治療方針を判断していきますので、大学病院を紹介されたことがある方もぜひ当院へご相談ください。

親知らずは、清潔に保つことができ、咀しゃくが正常にできていれば、無理に抜く必要はありません。しかし、周囲の歯や口内全体に悪影響を及ぼす恐れがあれば、後回しにせず抜歯をしてしまうことが望ましいとされています。将来の不安の芽をつむためにも、検査を受けることをご検討ください。