お子さまご自身が自分のお口の健康を守る意識を持つために
当院は、治療を受けるお子さまにはまず、ご自身の口の中に興味を持ってもらうことを大切にしています。
虫歯や歯周病で歯を失ってしまってから、自分の歯があること、噛めることの大切さに気づかされるという方が少なくないため、自分のお口の健康は自分で守るという意識を子どもの頃から持つことが大切だと考えているからです。
小児矯正は、お子さまの顎の成長期を利用して行いますが、歯並びや噛み合わせが良くなった、見た目が良くなったという治療のゴールだけでなく、治療の過程で、正しい歯磨きや、舌の動きのトレーニング(MFT)を行って、お子さまが自ら良好なお口周りの環境を整える習慣を身につけていくことも重要です。
それが虫歯や歯周病の予防になり、健全な顎の骨の成長やお口周りの筋肉の発達を助けることにつながると考えています。
口の中の状況や生え変わりの進行状況は個人差がありますので、迷ったときは一度、矯正治療の相談を受けられることをおすすめします。
当院は、治療を受けられるお子さまご自身のモチベーションが上がるような環境づくりを心がけています。
小学校高学年、中学生以降のお子さまが矯正治療に対してネガティブな気持ちを持ってしまうと、矯正治療への協力をしなくなり、治療が計画通りに進まないことになりかねません。
そこで当院は、幼いうちからの矯正治療をおすすめしないようにしています。
なるべく治療の長期化を避け、治療途中の経過画像を頻繁に見せ、期間を限定しての治療を提案するなど取り組みを工夫しています。
お子さまが治療を嫌がったときには、不急の場合は、親御さまの了解のもと躊躇なく中断することもあります。
お子さまの気持ちを大切にしますので、ぜひ一度当院へお連れください。
当院は矯正治療の他にも、虫歯治療などの一般的な歯科診療や、歯科衛生士によるクリーニング、お子さまへの歯磨き指導、フッ素塗布なども行っております。
もしお子さまが途中で虫歯になってもそのまま通い続けていただけますし、生え変わりや、矯正治療に伴う抜歯がある場合なども、一貫した治療計画のもとで対応できるのが大きなポイントです。
また、お子さまのご兄弟や、矯正治療につき添われる親御さまにも、一緒に矯正治療やその他の治療を受けていただくことも可能です。
ご家族、皆さまに長く一緒に通っていただけるような、かかりつけの歯科医院になりたいと願っておりますので、気兼ねなくお越しください。
当院は、御堂筋線「淀屋橋駅」から徒歩2分の場所にあります。このようなアクセスの良さは、長く通う必要のある矯正治療のお子さまにとってもメリットになるのではないでしょうか。それだけでなく、当院はさらに、連絡のしやすさを大切にしています。
矯正治療では、お子さまの口に入れた装置が破損してしまったり、外れてしまったりしたときには、なるべく早く対応することが重要だと考えているからです。
もし、当院の休診日となる土、日曜日に何かありましたら、矯正担当の歯科医師がいる矯正歯科専門医院(淀屋橋から車で約15分、地下鉄駅で4駅のところにあります)で急患対応することも可能です。
メールでしたら24時間いつでもお問い合わせいただけますので、遠慮なくご連絡ください。
矯正・歯並び相談
不正咬合の種類、口の中の生え代わりの状況、顎の発達の状況などを総合的に判断し、すぐに治療を開始する必要があるか、経過観察なのかご説明します。治療が必要な場合は、使用する可能性がある装置の治療例を見ていただきます。相談の費用は無料で、矯正治療の流れ、治療費用のお話もします。
矯正検査
検査は、提携歯科の淀川区(最寄り駅は大阪メトロ新大阪駅徒歩8分、東三国駅5分)のまさき矯正歯科にて行っています。検査の所要時間は1時間から1時間20分で、写真撮影、レントゲン撮影、型取り、噛み合わせの記録採得などを行います。
矯正診断
矯正検査の結果に基づいて治療方針の説明を行っています。治療方針、費用に対して同意をいただいた場合に治療開始となります。治療するかどうかの最終意思確認は後日の返答で大丈夫です。
歯の型取り
必要な場合は、矯正診断日に行います。費用は診断料に含まれます。型取りとは別に、矯正検査の結果、虫歯治療や矯正治療のために乳歯の抜歯が必要な場合は、装置装着までに当院にて行います。
矯正装置の装着
装着後、装置や注意事項の説明を親御さまと共に聞いていただきます。合わせて歯磨き指導を行い、着脱式の装置の場合は取り扱いの練習も行います。装置装着の違和感は個人差はありますが、1週間程度で気にならなくなります。
装置の調整
装置の種類に応じてもう少し長い間隔になる場合もありますが、原則月に1回、来院いただき、装置の調整を行います。来院ごとに装置の調整、歯科医師もしくは歯科衛生士による口腔内の清掃、歯磨きの指導も併せて行います。
※来院回数について、治療内容により通院いただく回数が異なることがあります。
永久歯への交換待ち
小児の矯正治療で歯を動かす治療が終了した後も、最後の永久歯(主に上顎の最後方大臼歯)に生え変わる12、13歳頃までは管理が必要です。小児の矯正治療での治療作用が不十分な場合は中高校生以降に一般矯正治療に移行するかを親御さまと相談の上、決めます。
※来院回数について、安定度によって通院いただく回数が異なることがあります。
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