患者さまの歯を残すために、虫歯ができた箇所だけでなくお口全体を診て、再発・再治療を防止するのが当院の方針です。
例えばお口のトラブルには、噛み合わせなど歯にかかる力が関係していることが少なくありません。それを改善しなければ、トラブルが再発してしまうリスクがあります。また、お口を良い環境で維持していくために、治療前に歯石取りをして歯茎の状態を整えるようにしています。
再発を防ぎ患者さまの大切な歯を守るため、トラブルの原因を突き止めて治療計画を立てることを大切にしています。
短期間で治療するのが良いとは限りません。かぶせ物などを長持ちさせるためには、丁寧に治療することが不可欠であり、それには相応の時間が必要になります。例えば、治療に1カ月かけて一つひとつの工程を丁寧に行うことで、かぶせ物を5年、10年と長く使えるようになるくらいの違いがあると考えています。
そのため当院では、目先のことだけでなく、天然歯の将来のことも考えて治療計画を立案しています。もちろん、不明点があるまま治療を受けることがないように、ご説明も丁寧に行っています。