睡眠時無呼吸症候群という名前は、国民の皆さまにも浸透しているのではないでしょうか?高速バスの事故などの原因として知られる病気で、昼間に強い眠気に襲われることもあり、事故の危険性が高まります。
また、夜寝ている時の大きないびきもこの病気の症状と言われています。特にいびきに強弱や音の変化がある、就寝中ずっとかいている方は、閉塞型睡眠時無呼吸症候群(OSAS)の危険性があります。
さらに、睡眠時の「歯ぎしり」(ブラキシズム)もここに加わると、噛み合わせがおかしくなり、顔の筋肉が痛くなったり、口が開かなくなったりするケースもあります。また、顎関節症が生じ、一層睡眠の質が悪くなるかもしれません。
これらの病気は歯科が大きく関わっていますので、率先して治療に取り組む必要があると考えています。当院はCT撮影を行って、気道が細くなっていないかを検査するようにしました。また患者さまには、夜間睡眠時の無呼吸の数や長さ、脈拍、酸素飽和濃度、睡眠ステージなどを測る機器を用いて、ご自宅で計測していただくこともあります。そして、そのデータをもとに、無呼吸防止のスリープスプリントを作製して、患者さまに装着してもらうことで改善していきます。
普段の眠気が気になる方や、医科で無呼吸の治療中だけども歯科での治療も希望される方は、ぜひお越しください。
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