歯が茶色い?黄ばみやすい歯の特徴と茶渋・ステイン除去法8選

歯が茶色い?黄ばみやすい歯の特徴と茶渋・ステイン除去法8選

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毎日歯磨きしているのに、歯が茶色く見えることがあります。その原因としては、加齢、むし歯、飲食物による着色、歯垢や歯石の付着などが考えられます。

茶渋やステインと呼ばれる着色汚れは、日々の飲食習慣や清掃状態などが関係する場合があります。この記事では、歯の着色につながりやすい飲食物や、歯科医院で行う方法、自宅でできるケアの注意点について紹介します。

※掲載している費用は参考情報です。施術内容、症状、医院の方針によって費用は変動します。受診前に各医院の治療方針や費用をご確認ください。

この記事の目次

1.茶渋で歯が黄ばむ原因とは

1-1 歯が黄ばむ原因・理由その1:紅茶

紅茶には色素や渋みのもととなるタンニンなどの成分が含まれています。これらの成分が歯の表面を覆う膜(ペリクル)に付着することで、歯の黄ばみやステインの要因となる場合があります。

タンニンは紅茶だけでなく、緑茶やウーロン茶などにも含まれています。ただし、含有量は茶葉の種類や抽出方法によって異なるため、特定の飲料だけを過度に問題視するのではなく、飲んだ後のケアもあわせて考えることが大切です。

また、コーヒーにもポリフェノールなどの着色に関係する成分が含まれます。紅茶やコーヒーなどを日常的に飲む方は、着色汚れが目立ちやすくなる場合があります。

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1-2 歯が黄ばむ原因・理由その2:ウーロン茶

ウーロン茶にも、色素や茶渋のもととなる成分が含まれています。飲んだ後に汚れが残ると、歯の表面に着色が付着する場合があります。

茶葉から淹れたお茶は、抽出条件によって色が濃くなることがあります。着色が気になる場合は、飲んだ後に水で口をすすぐ、丁寧に歯磨きをするなどの対策を取り入れましょう。

ウーロン茶

1-3 歯が黄ばむ原因・理由その3:緑茶

緑茶にも、色素や渋みのもととなる成分が含まれています。紅茶やウーロン茶と同じく、飲み方やケアの状態によっては着色につながる場合があります。

着色が気になる場合は、飲料の種類だけで判断するのではなく、飲む頻度や飲んだ後のケアも見直しましょう。

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2.着色されやすい歯の特徴

歯の扱い方や生活習慣によって、着色のつきやすさは変わることがあります。この章では、着色が目立ちやすくなる状態について説明します。

2-1 丁寧に歯磨きをしない

歯磨きが不十分な場合、歯に茶渋や着色汚れがつきやすくなります。特に歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目は汚れが残りやすい場所です。

大ざっぱに磨くだけではなく、歯ブラシの毛先が歯面に軽く当たる程度の力で、丁寧に磨きましょう。強くこすりすぎると歯や歯ぐきに負担がかかる場合があります。

2-2 エナメル質が薄い

歯の表面を覆うエナメル質の厚みや歯の色の見え方には個人差があります。また、加齢や摩耗、酸性飲食物の影響などによって歯の表面の状態が変化することがあります。

エナメル質の下には象牙質があり、象牙質はやや黄色みを帯びています。そのため、歯の表面の状態や光の透け方によって、歯が黄ばんで見える場合があります。

2-3 着色しやすい食べ物を食べる

飲料や食品の中には、着色汚れにつながりやすいものがあります。以下のような飲食物を日常的に摂取している場合は、歯に着色がつきやすくなることがあります。

◆緑茶、紅茶、ウーロン茶など
緑茶、紅茶、ウーロン茶にはタンニンなどの成分が含まれています。これらの飲料を頻繁に飲む場合は、歯の表面に着色が残ることがあります。

◆コーヒー
コーヒーにはクロロゲン酸などのポリフェノールが含まれています。日常的に飲む方は、着色汚れが目立つ場合があります。

◆赤ワイン
赤ワインにはポリフェノールや色素成分が含まれています。歯の表面に色素が付着することがあります。

◆チョコレート
チョコレートに含まれるカカオ由来の成分も、着色汚れの一因となる場合があります。

◆カレー
カレーに含まれるウコン(ターメリック)は色が濃く、着色の原因になる場合があります。食後は口をすすぐ、歯磨きをするなどのケアを意識しましょう。

このほか、着色料を使った食品や色の濃い調味料も、歯の着色につながることがあります。

3.茶渋や黄ばみをキレイにする方法(歯医者さん編・自宅編)

3-1 歯科医院による方法

①歯のクリーニング

歯に付着した茶渋やタバコのヤニなどの着色汚れは、自宅の歯磨きだけでは落としにくい場合があります。

歯科医院で行うクリーニングでは、歯と歯の間や歯ぐきの近くなど、セルフケアでは届きにくい部分の汚れを取り除くことができます。

通院頻度はお口の状態によって異なるため、歯科医院で相談しましょう。

②PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)

PMTCとはProfessional Mechanical Tooth Cleaningの略称で、歯科医院で専門的な器具や材料を用いて歯面清掃を行う方法です。

専用の器具や研磨ペーストを使用し、歯の表面や歯と歯の間などのプラークや着色汚れを除去します。処置内容や診療区分は歯科医院によって異なります。

PMTCは自由診療として行われる場合がありますが、歯周病治療などの一部として歯面清掃が行われる場合もあります。保険診療か自由診療かは、診断や処置内容、医院の方針によって異なるため、事前に確認しましょう。

費用は4,500円~12,000円となっています。
※2026年税込みEPARK歯科調べ
費用は医院によって異なります。保険診療・自由診療の区分や処置内容により変動するため、受診前に確認することが大切です。

③ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、歯科医院で作製したマウスピースと薬剤を使用し、自宅で行うホワイトニングです。
費用は、16,000円~40,000円となっています。
※2026年税込みEPARK歯科調べ
薬剤の種類や使用時間、期間は歯科医院の指示に従う必要があります。費用は医院ごとに異なるため、事前に確認しましょう。

④オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは、歯科医院で薬剤を歯面に塗布して行うホワイトニングです。
費用は、20,000円~70,000円となっています。
※2026年税込みEPARK歯科調べ
短期間で歯の色の変化を実感する方もいますが、効果や色戻りには個人差があります。費用や施術内容は医院によって異なるため、事前に確認しましょう。
また、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを合わせた、デュアルホワイトニングを行っている歯科医院もあります。

3-2 自宅でもできる着色の改善方法

⑤ステイン除去グッズを使う

市販のステイン除去グッズを使用する方法もあります。ただし、歯や歯ぐきを傷つける可能性があるため、使用方法を守りましょう。

⑥着色に配慮した歯磨き粉を使う

着色汚れに配慮した歯磨き粉を選ぶ方法もあります。ただし、研磨力が強いものを長期間使用すると、歯面に負担がかかる場合があります。

歯磨き粉の選び方に迷う場合は、歯科医院で相談しましょう。

⑦ホワイトニングペンで着色を落とす

市販のホワイトニングペンなどを使用する方法もあります。ただし、効果や安全性は製品によって異なります。

使用前に表示や注意事項を確認し、異常がある場合は使用を中止しましょう。

⑧水流で着色を落とす

水流や振動を利用した口腔ケア用品も市販されています。ただし、着色汚れをどの程度落とせるかは製品や汚れの状態によって異なります。

落ちにくい着色がある場合は、歯科医院で確認してもらいましょう。

4.着色汚れを放置すると起こる問題

歯の汚れには、着色汚れ、歯垢、歯石、むし歯による変色など、複数の種類があります。

単なる着色汚れであれば、主に見た目の問題となります。しかし、歯垢や歯石が原因の場合は、むし歯や歯周病のリスクにつながることがあります。

また、着色汚れだと思っていたものが、むし歯による変色である場合もあります。自己判断は難しいため、気になる変色がある場合は歯科医院で確認してもらいましょう。

5.まとめ

毎日歯磨きをしていても、飲食物や歯の表面状態によって歯が茶色く見えることがあります。

茶渋やステインは、お茶類、コーヒー、色の濃い食品などによって付着する場合があります。

一方で、むし歯や歯石が原因で歯が変色している場合もあります。

歯の色が気になる場合は、原因に応じた方法を歯科医院で相談しましょう。

・茶渋で歯が黄ばむ原因
L 紅茶はタンニンなどの成分により、着色につながる場合がある
L ウーロン茶も色素や茶渋のもととなる成分を含むため、着色につながる場合がある
L 緑茶も飲み方やケアの状態によって着色につながる場合がある

・着色されやすい歯の特徴
L 丁寧に歯磨きをしない
L 歯の表面状態やエナメル質の厚みに個人差がある
L 色の濃い飲食物を頻繁に摂取している

・歯についた茶渋をキレイにする方法
L 歯科医院での方法:クリーニング、PMTC、ホームホワイトニング、オフィスホワイトニング
L 自宅での方法:ステイン除去グッズ、着色に配慮した歯磨き粉、ホワイトニングペン、水流や振動を利用したケア用品

・着色汚れを放置すると起こる問題
L 歯垢や歯石が原因の場合、むし歯や歯周病のリスクにつながることがある
L 単なる着色汚れであれば主に見た目の問題となる
L むし歯によって歯が黒ずんでいる場合もある

 

【参考サイト】
・厚生労働省 e-ヘルスネット PMTC(歯石除去・歯面清掃)
https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/teeth/h-03-009.html
・日本歯科審美学会 歯のホワイトニングについて
https://www.jdshinbi.net/information/whitening.php
・厚生労働省 医療法における病院等の広告規制について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/kokokukisei/index.html
・日本歯科医師会
https://www.jda.or.jp/

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監修医貝塚浩二先生

コージ歯科 院長

■院長経歴
1980年 岐阜歯科大学 卒業
1980年~ (医)友歯会ユー歯科~ 箱根、横浜、青山、身延の診療所 勤務
1985年 コージ歯科 開業
1996年~2002年 日本大学松戸歯学部生化学教室 研究生
歯学博士号 取得
2014年 昭和大学 客員講師
現在に至る

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