白い歯はあなたの印象を明るく清潔なものにしてくれます。赤ちゃんの頃は白い歯だったのに、大人になると日常生活で溜まってしまった着色汚れによって黄ばんできてしまいます。歯医者さんでのホワイトニングや通販でも購入が可能なホワイトニングが販売されていますが、特別なケアより日頃の歯磨きでなんとかできれば楽ちんですよね。
そこで今回は、ホワイトニング効果を得やすい磨き方について詳しくお伝えします。歯の黄ばみが気になる方はぜひチェックしてくださいね。
※市販で販売されているホワイトニング歯磨き粉や歯ブラシ等には漂白成分は含まれていません。薬事法に漂白成分が含まれた商品の販売が禁止されているためです。
1.ホワイトニング効果を得やすい磨き方
1-1 正しいフォームで
しっかり歯を磨く時間は夜、という方も多いでしょう。しかし、歯を磨く頃には1日の疲れがでており、正しいフォームで磨けていない場合もあります。正しいフォームで磨かないと、力が入りすぎて歯肉を傷つけてしまったり、プラークが残りやすい箇所ができてしまったりと上手く磨くことはできません。ステイン汚れも残りがちで虫歯にもなりやすいという悪循環、抜け出したいですよね。
正しい磨き方のフォームとは、寝転がったり肘をついたりして腕の動きを固定しないことが大切です。その上で、鉛筆を握るようにそっと握り力をかけ過ぎないように小刻みに動かします。テレビを見ながら歯磨きでもいいですが、できればお風呂や洗面所で磨いている箇所を確認しながら磨くことをおすすめします。
1-2 交換時期を守る
どんなに高価で優れた歯ブラシであっても、毛先が開いてしまったり、雑菌が繁殖してしまうと効果は半減してしまいます。手動の歯ブラシの交換目安は1ヶ月に一度、電動歯ブラシの場合は3ヶ月から4ヶ月に一度が目安と言われています。もったいなくとも、効果がないまま磨き続けることはおすすめできません。交換時期を守って効果の高い歯磨きの仕方を実行しましょう。
1-3 ホワイトニング商品を併用する
できれば早く効果をだしたい、もっと白くしたいという場合には歯ブラシだけでは難しいでしょう。そこで、歯医者さんでおこなうオフィスホワイトニングや市販のホームホワイトニングを併用することをおすすめします。2つのホワイトニングを併用するデュアルホワイトニングは、効果がでやすく持続しやすいメリットもあります。
1-4 磨き過ぎは知覚過敏になる恐れも
プラークやステイン汚れを落とすために何度も歯磨きをしていませんか?歯の表面を覆うエナメル質は比較的硬い素材ですが、歯磨きによって傷ついてしまう場合もあります。過度の歯磨きで傷ついた歯は、冷たいものや熱いものがしみる知覚過敏になる恐れもあります。目安は1日3回食事の後がおすすめです。磨き過ぎには注意しましょう。
2.まとめ
歯磨きだけで漂白効果(ホワイトニング効果)をアップさせることは不可能です。そもそも漂白効果のある歯ブラシや歯磨き粉の販売がされていないためです。元の歯より更白くしたい!とお望みの方は歯医者さんでおこなうホワイトニングをおすすめします。
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監修医本部悠一郎先生
東葉デンタルオフィス 院長
1993年 明海大学歯学部卒業後、千葉県内歯科医院勤務
1995年 すまいる歯科分院長就任
1998年 あすか歯科クリニック分院長就任
2012年 東葉デンタルオフィスを開設