定期検診で行うのは、歯周基本検査やスケーリング(歯石取り)、歯を磨いて着色などの汚れを取るPMTCと呼ばれるもの、お口の中のお掃除や虫歯チェックなどです。
痛みがあるなど主訴があれば、レントゲンも撮影します。
この中で、虫歯や歯周病などの治療の必要があればお話しし、治療計画を立てて治療を進めることになります。
歯周基本検査とは歯周病になっているか、進行度はどうかといったことを調べる検査です。
まず問診を行って歯周ポケットの深さを測り、歯の動揺度を調べます。
歯周ポケットの深さは歯周病がどれくらい進行しているのかを診る指標となるものです。
健康な歯茎の場合は2mm以内ですが、歯周病が進んでくるにつれ歯周ポケットも深くなります。
歯周病になっている場合は早めの対策が必要です。
定期検診を行うのは歯科衛生士が担当しております。
患者さまごとに状態をしっかり記録して情報を共有しているため、担当の歯科衛生士がいない場合でも検診が可能です。
もちろんご希望があれば同じ歯科衛生士が担当いたしますので、予約の際にお伝えください。
定期検診の結果は、お口の中の状態がわかるように紙でお渡ししています。
ぜひご自宅でのケアにお役立てください。
定期検診を受けている方と受けていない方では、80歳になった時に残っている歯の数が20本近く違うとも言われています。
毎日歯磨きを続けていても、虫歯の元となるバイオフィルムや歯の汚れなどを落としきるのは難しいものです。
歯を失わないためにお口の中を健康に保つには、やはり定期検診できちんと歯石を取り、専門家によるメンテナンスを続けることが大切です。
目標は、患者さま全員に定期検診を受けていただくことです。
ご自身の口の中に対する意識を高めていただき、自分の歯でしっかり食べられる方が少しでも増えること、それが当院の願いです。
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