佐々木歯科医院

私は大学に残っている時に、保存学を学んできました。保存修復学と歯内療法学という分野です。前者は歯のつめ物・かぶせ物など、後者は歯の神経に対して治療を行います。一般的な歯科治療の分野を扱うので入局しました。5年間大学で学び、その間に色々な歯科病院や歯科医院にも行って勉強してきました。そこで学んだことは、今の原点になっています。

その後、子どもの歯並びが気になり、どうしようかと迷っているうちに自分で治療したほうが良いと考え、矯正治療について勉強し始めました。

インプラント治療も、開院当初からいつかはやってみたいと思っていました。それまで口内の崩壊をたくさん見てきて、1、2本支柱となるものがあれば食い止められるのにという思いがあったからです。それ以来、矯正治療とインプラント治療は私の中心の学問となって、今でも学んでいます。

私自身も幼少時代に結構虫歯になり、痛い思いをしてきました。そのような経験を踏まえて、患者さまの立場に立った診療を大切にしています。歯科医院や治療に対する不安をしっかりと理解して、患者さまの緊張を和らげることが重要だと考えています。

特にお子さまや、治療に対して強い苦手意識のある方には、恐怖心を与えないように気を付けております。そのために、過去に受けた治療で辛かった、嫌だったことをしっかり伺い、同じ思いをさせないように配慮しています。

また、自分自身が歯科医院で受けたいと思う治療を行うことも、診療のモットーです。このことを心がけて、患者さまのためになる治療方法をご提案しています。

あいさつとコミュニケーションを心がけ、患者さまのお話をしっかりとお聞きすることです。

初めての来院で緊張されていると、ご自身の気持ちを中々口にしにくいと思います。そのため、コミュニケーションをきちんと取り、どのようなことに悩まれているのか、何を望んでいるのかを、しっかりと汲み取っています。その上で、患者さまに寄り添った診療を行っています。

お子さまが嫌だと感じることを、無理にしないようにしています。怖がっているお子さまを無理やり治療することはありません。最初は、診療チェアに座る、お口をあける、器具に触るなどの練習からスタートします。何度か続けて慣れることで、やがてお口の中を見せてくれるようになったり、治療器具を入れることに恐怖心を持たなくなったりします。

また、頑張ったことをほめてあげるのも心がけています。

予防の分野に力を入れようと考えています。痛くなってから通院すると、すでに症状が進行していることがあり、歯を削ったり、抜いたりする治療が必要になります。そのように治療を重ねると歯はもろくなっていきます。

しかし、歯科医院と一緒に予防を続ける習慣があれば、年齢を重ねても多くの歯を残すことができるでしょう。患者さまの健康な歯を守るために、当院は噛み合わせを含めた予防を行っていきます。例えば、小児矯正やインプラント治療を行って、噛み合わせの崩壊を防いでいきます。患者さまと長くお付き合いして、多くの歯を残せるようにサポートしていきたいですね。

今後も、基本に忠実であること、治療の技術力を向上させることを重視していきます。その上で、患者さまのニーズに応えられるように、噛み合わせの治療や歯の保存治療など、幅広く対応していきます。そして、お身体の入り口であるお口の健康を守っていきたいですね。

患者さまに「ここに来て良かった」と思っていただけるように、親切で心のこもった対応と、きちんとした治療を大切にしている点です。

朝のミーティングでは接遇にも時間をかなり割いています。そして、一つのチームとして患者さまに接することができるように努めています。

また、みんな笑顔で明るくあいさつができる所も、自慢できる点です。患者さまに対して、アットホームな雰囲気で対応してくれています。お一人でも多くの患者さまに笑顔で帰っていただくために、今後も続けてほしいですね。

さらに、説明をしっかり行ってくれて、患者さまの不安やご不明な点を聞き出してくれます。彼女たちのサポートのおかげでスムーズに治療を行えているので、とても助かっています。

かなり昔は畑や田んぼが多かったようですが、数十年前から住宅が多くなり、田畑はほとんどなくなりました。しかし今も所々畑があり、バラなどを持って来てくださる患者さまもいます。

また、お子さまからご年配の方まで、年齢・性別問わず様々な方が住んでいますね。

歯科の仕事に限らないですが、長く続けていくためにはどうしても健康には気を遣わないといけません。そのため、少しの筋トレと有酸素運動、ストレッチをやるようにしています。あとは、十分な睡眠を取ってストレスを少なくしようとは思っていますが、その辺は中々難しいですね。

音楽を聴いている時です。音楽が趣味で、ジャズやクラシックを昔からよく聴いていました。学生時代はクラシックギター部で演奏もしていましたが、歯科医師は爪を切らなければならないので、卒業後は残念ながらあまり弾かなくなりました。

またスキー部にも所属し、下手ではありましたがアルペン競技をしていました。その後、スキー検定を受けましたが、何度も落ちましたね。悔しくて子どもと練習を重ねた結果、無事に合格しました。

その後体調を崩して運動が何もできない時期がありましたが、最近はジョギングをしてリフレッシュしています。