お子様の歯を守るためにできる四つのこと。虫歯にならないための予防について
当院では、お子様の虫歯治療を行うに際し、親御さまに何故虫歯になってしまったのかの原因をきちんと理解していただけるようご説明を行っております。そして虫歯予防については、ご家庭でも四つのことに気を付けていただきたいと思っています。
まず一つ目は歯についてです。当院ではフッ素の塗布をおすすめしておりますが、これは歯の表面からカルシウムやリンが溶け出てしまうのを元に戻す働きがあります。二つ目に砂糖の摂取についてですが、これは砂糖を多く含むおやつを与えることをなるべく減らしていただき、蒸かし芋や果物などで代用していただくのが望ましいでと考えています。三つ目は菌について、これはプラークコントロールを意識していただき、歯磨きは寝る前ではなく夕食の後すぐに磨く方が予防の働きがあるということをお伝えしています。そして四つ目の時間については、おやつをだらだらと長い時間食べることは常にお口の中に食べ物がある状態ですので、好ましくないことをお話しします。この四つの事に気を付けて、食後にはきちんと歯を磨くなど、予防についての意識を高めることが重要だと思っています。
虫歯が進行していくと、歯の根の部分に菌が侵入してしまい、根の先に巣を作ってしまうことがあります。この症状に対して行う治療を根管治療といい、当院ではこの治療の際にはマイクロスコープを導入しています。根管治療はとても大切な治療であり、この治療をしっかり行っておかないと再び炎症を起こしてしまうリスクがあります。被せ物を外して再度治療を行わなければならなくなる可能性も出てきます。
根管治療では、「クラック」と呼ばれるひび割れが起きており、根の部分が複雑な形状をしている場合には見落としてしまうことがあります。そのため当院では、そのような見落としをできるだけ減らせるように肉眼の約20倍にまで拡大できるマイクロスコープを使用しています。また、マイクロスコープを使用することで診断能力が向上するだけでなく、治療のスピードも上がりました。このように根管治療にも力を入れて取り組むことで、患者様が治療後もご自分の歯を長く快適にお使いいただけることにつながっております。
当院では、詰め物や被せ物において自由診療での治療も承っております。自由診療の場合にはハイブリッドセラミックとセラミックの2つの素材をご用意しており、治療する歯の場所や患者様のご要望により使い分けています。この二つの素材は金属とは違い、腐蝕(ふしょく)しないことや、歯垢(プラーク)が付きにくいといった点をはじめ、さまざまなメリットがあります。
まずハイブリッドセラミックは、見た目が良いという点や封鎖性に優れているため虫歯菌の侵入を防ぐことができます。セラミックもハイブリッドセラミックと同じく封鎖性が良く、見た目の面で自然な色合いが出せるということや、耐久性が良いので歯にかかる負担の大きい奥歯などにも使うことができます。詰め物は隙間がない状態をいかに長く保つことができるかが重要なので、適応性や封鎖性も良いこれらの素材がおすすめです。
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