初めて歯医者へ行く方は必見!予約の仕方を知って、虫歯を治そう!

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歯が痛むなどお口の中に気になる症状がある場合、直接、歯医者さんへ行ってもいいのか悩んでしまいますよね。他の診療科ではあまり予約することはありませんが、歯医者さんは予約が基本です。歯医者さんは患者さん一人ひとりの治療に必要な時間を確保するため、予約を優先して診察を行っているため、予約が必要なのです。

どこの歯医者さんへ行けばいいのか、どうやって予約をするのか、何を伝えればいいのかなど不安はいっぱいあります。間違いなく予約する方法やキャンセルの仕方など人に聞けなくてもいまさら聞きにくい歯医者さんの予約についてまとめました。

※ 掲載する平均費用はあくまでユーザー様のご参考のために提示したものであり、施術内容、症状等により、施術費用は変動することが考えられます。必ず各院の治療方針をお確かめの上、ご自身の症例にあった歯医者さんをお選びください。

この記事の目次

1.予約をする前に知っておくべき5つのこと

歯医者さんの予約をするのに不安を感じる方は案外多いものです。かかりつけがない場合はなおさら不安でしょう。どの歯医者さんを選べばいいのか、痛みが激しくすぐに診てほしい、忙しくて予約が取れるか不安など人それぞれ悩みは尽きないものです。

1-1 予約する歯医者さんの選び方

突然の歯の痛み、すぐにでも治療をして欲しいときには急患対応かどうか確認をしましょう。最近ではインターネットで歯医者さんの情報をまとめてみることができるサイトがあります。仕事が忙しく日中の来院が難しいときには何時まで診療を行っているか、土日診療はあるかなど確認するといいでしょう。とにかくすぐに診てほしい方は当日予約が可能かどうかの確認もするようにします。

1-2 何日前までに予約をするべきか

何日前まで予約が可能なのかは歯医者さんによって異なります。当日予約から数ヶ月先まで、希望通りに予約できるかどうかはそれぞれの歯医者さんに確認をしましょう。

1-3 痛みが強い!すぐに診てほしいときには

痛みが強く我慢できない、歯が折れたり抜けたりして出血が止まらないなど緊急の場合は歯医者さんに電話をし、どのような状態なのか、いつから続いているのかなど伝えましょう。急患受け入れが可能な歯医者さんなら早急に対処してもらえます。いつ来院していいのか、持ち物などを確認するとスムーズに治療を受けることができます。

1-4 予約なしで直接来院はダメなの?

予約なしで直接来院しても大丈夫ですが、歯医者さんは予約患者さんを優先で診療を行います。そのため、予約がない患者さんの診療は空き時間に行われ、予約がいっぱいだと待ち時間が長くなります。当日診察を希望する場合でも、一度電話で連絡をしてから来院することをおすすめします。

1-5 費用が心配。治療費の目安は?

歯医者さんへ行くときには必ず保険証を持参しましょう。審美治療など一部を除き、治療は保険適応されるケースが多いです。保険証がない場合は自費診療となってしまい、治療にかかった費用の全額を負担しなければなりません。

初期の虫歯を治療する場合、保険診療では3,000円ほどで収まることが多いです。自費診療の場合はその治療によって大きく異なり、5,000円~50,000円ほど用意することをおすすめします。

しかし初期の虫歯は自分ではなかなか気が付きにくく、痛みを感じるころには虫歯は進行していることがあります。中度の虫歯の場合は保険診療だと2,000円~10,000円くらい、自費診療では10,000円~200,000円くらいと、大きな違いがあります。

我慢できないくらいの痛みの場合、重度の虫歯になっている可能性があります。そのときにはさらに治療費はかかるのでお口の中に異変を感じたらすぐに予約し、診察することをおすすめします。

2.予約する時に伝えること (初心者編)

まだ行ったことのない歯医者さんへ行くにはまず、予約をしなければなりません。通常歯医者さんでは一人ひとりにかかる治療時間を確保し、予約患者を優先して治療を行っています。そのため予約なしで来院すると長時間待つことになったり、場合によっては断られたりするため注意が必要です。

2-1 電話をかけて予約する場合

一般的な方法として電話で予約する方法があります。電話帳やインターネットで電話番号を調べ、電話をします。以前通ったことがある場合は診察券に記載があるので確認をしましょう。また診察券には診療時間の記載があることもあります。予約の電話は診療時間であればいつでも受けてもらえますがお昼休みは受付をしていないこともありますので注意が必要です。当日の予約は難しいことが多いですが、ひどく痛む場合はその旨を伝えて相談してみましょう。

2-2 予約したいことを伝える

電話をしたらまず予約したいことを伝えます。どのような症状なのか、痛みはあるのかなど必要なことを聞かれます。それに従って答えてください。

2-3 受診する人の名前を伝える

電話予約の際、名前を聞かれたら受診する人の名前を伝えなければなりません。特に受診するのが子どもで保護者が電話をしている場合、自分の名前を名乗ることは必要ですが、子どもの名前を伝え忘れないように注意しましょう。

2-4 過去の受診歴を伝える

以前、その歯医者さんに通ったことがあるか聞かれることがあります。電話口で慌てないように、診察券などあるか確認しておきましょう。診察券には、診察券番号が書かれている場合も多いです。過去に作成したカルテの確認などに必要な場合があるので番号も確認しておくといいでしょう。

2-5 予約希望の日時を伝える

いつ予約をしたいのか、都合のいい日はいつなのか聞かれます。希望日時がすでに予約で埋まっていると希望通りにならない場合があります。診療時間内で行くことができそうな日時を2~3候補用意しておきましょう。

2-6 患部の状態を伝える

どこがどのような症状なのか患部の状態を問われます。急に聞かれて慌てないようにしましょう。また子どもの場合、電話をする前に状態をよく確認しておくことをおすすめします。

2-7 痛みがある場合にはしっかり伝える

痛みが激しい場合は、予約の際にしっかりと伝えましょう。混んでいても急を要するときには急患として対応してくれる場合があります。

2-8 インターネットで予約をする場合

最近ではインターネットでの予約が可能な歯医者さんが増えています。インターネット予約ではその場で予約日が確定することは少ないと考えてください。

希望日を入力して、歯医者さんの予約の空き状況と照らし合わせて、歯医者さんから診療日時の確定の連絡が入ります。第1希望~第3希望くらいまで用意しておくと無難でしょう。

3.歯医者さんの予約をしたのに都合が悪くなったときには?

歯医者さんの予約をしたのに都合が悪くなって行けなくなってしまった場合、どうしたらいいのでしょう。歯医者さんは予約患者さんのために診療時間を確保し、来院するのを待っています。

突然のキャンセルとならないように、予定が変わったらすぐに連絡をしましょう。他の日時で予約をしたい場合は、このときに再度予約の取り直しもできます。マナーの点からも、何の連絡もせずに行かないという行動はとらないようにしましょう。

3-1 予約後のキャンセルをする方法

予定が変わり、予約した日時に歯医者さんへ行けなくなってしまったら、なるべく早く電話でキャンセルすることを伝えます。電話では、予約していた日時と名前、キャンセル理由など伝えなければなりません。

当日キャンセルはなるべく避けたほうがいいでしょう。連絡なしで来院しないのは歯医者さんや予約の空きを待つ患者さんに迷惑がかかるのでやめましょう。

3-2 予約日時を変更する方法

キャンセルの電話をしたときに、予約の変更をすることもできます。いつに変更したいのか候補の日時をいくつか考えておきましょう。患部が痛む場合は、それも伝えましょう。急患として受け入れてくれるかもしれません。

4.まとめ

歯医者さんに電話をし、予約をするのは緊張するかもしれません。しかし、歯医者さんのスタッフは慣れているので大丈夫です。

患部がどのような状態なのか、希望する日時など正確に伝えられるようあらかじめ聞かれそうな答えを用意しておくと慌てないで答えることができます。キャンセルや変更もスケジュールが変わった時点ですぐに連絡を入れましょう。

 

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監修医

貝塚 浩二先生

コージ歯科 院長

経歴

1980年 岐阜歯科大学 卒業
1980年~ (医)友歯会ユー歯科~ 箱根、横浜、青山、身延の診療所 勤務
1985年 コージ歯科 開業
1996年~2002年 日本大学松戸歯学部生化学教室 研究生
歯学博士号 取得
2014年 昭和大学 客員講師
現在に至る

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