1日で差が!ホワイトニングで結果が出る歯医者さんの選び方

1日で差が!ホワイトニングで結果が出る歯医者さんの選び方

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ホワイトニングをする歯医者さんによって効果が大きく違うのを知っていましたか。それは歯医者さんによって使う薬剤や機器が違うからです。もちろん効果だけでなく費用も大きく変わります。同じ料金をだすのに効果があまり感じられないなんて損ですよね。今すぐこの記事を読んでホワイトニングに効果のある歯医者さん選びをしましょう。

※ 掲載する平均費用はあくまでユーザー様のご参考のために提示したものであり、施術内容、症状等により、施術費用は変動することが考えられます。必ず各院の治療方針をお確かめの上、ご自身の症例にあった歯医者さんをお選びください。

この記事の目次

1.ホワイトニングは歯医者さん選びが重要

1-1 使う薬剤によって効果が全く違う

ホワイトニングといっても使う薬剤は歯医者さんによって違います。例えば、ピレーネという薬剤は二酸化チタンを使用することで、薬剤の濃度を抑えることができ、知覚過敏が出にくいのがメリットがあります。しかし、1回で効果が出にくいデメリットもあります。

大体1回のホワイトニングでカラーガイドの1~2トーン程度アップすると言われています。また導入実績の多い、過酸化水素にポリリン酸ナトリウムを合わせたポリリンホワイトニングは歯を白くしながらコーティングするメリットもあります。そのため施術後、食事を制限しなくても着色しづらい歯になります。

このように使用する薬剤によって痛みが出るものや出にくいもの、また1回では効果が出にくいものや1回でも十分効果を実感出来るものなどさまざまです。それを知らずに歯医者さんを簡単に選んでしまうと自分の思う通りの仕上がりにならなかったり、施術中や施術後にひどい痛みを感じたりしますので注意しなければいけません。

1-2 使う機器によって効果が全く違う

薬剤だけでなく、歯医者さんによって使う機器もさまざまです。LEDライトを使ったホワイトニングは、アーチ状のフォルムをした機器を口腔内全体に光を照射するものです。発熱が少なく効果は少し弱いのですが、値段が安く、安全であるため多くの歯医者さんが導入しています。1回でカラーガイドの2~5トーンほど白くなります。(※効果には個人差があります。)

またブライトホワイトというホワイトニングのシステムはNASAの科学者が開発したもので、こちらも口腔内全体に光を照射するものです。プラズマライトという光を口腔内全体に光照射することで、わずか1回の施術で広範囲で8~10トーン白くなるメリットがあります。しかしその反面、1歯¥3,000ほどと高額で術中や術後に知覚過敏などの症状を伴いやすいデメリットもあります。扱う機器によってメリット、デメリットなどありますのでカウンセリング時にしっかり相談をしましょう。。

1-3 自費のため値段にバラつきがある

ホワイトニングというのは基本的に保険が効きません。いわゆる自費治療なので費用もかかりますし、歯医者さんによって値段もバラバラです。薬剤を自分で塗布してLEDライト当てるセルフホワイトニングは機器の値段が安く人件費もかからないので1回で¥5,000~¥30,000前後と比較的安価に施術出来ますが効果が弱いというデメリットもあります。また1-2でも挙げたブライトホワイトというホワイトニングシステムはわずか1回の施術で8~10段階白くなるメリットがありますが機器の値段が高いために1本¥3000~、20本で¥60,000前後とかなり高額になります。効果と値段を照らし合わせて歯医者さんを選ぶことが大切です。

1-4 口腔内の症状によっては通院回数が増える

ホワイトニングの種類によっては数回通う必要があるものもあれば、1度で満足のいく結果が得られる場合もあります。しかし、虫歯や歯周病などで口腔内の環境が悪化している際にはすぐにホワイトニングが行えないこともあります。そのような場合、基本的には虫歯や歯周病の治療が終わってからホワイトニングという流れになります。そんな時、自分の家やオフィスから遠い場所だとなかなか時間をとって行くことが出来ません。仕事、家事や子育てなどで忙しい人はなおさらですよね。もちろん扱う薬剤や機器は重要視するべきですが、出来れば合わせてアクセスの良い歯医者さんを選びましょう。

2.どんな歯医者さんを選べばいいのか

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2-1 金額を事前に説明

金額がいくらかかるのか事前に説明してくれる歯医者さんを選びましょう。

いくらかかるのか分からないまま施術を受けるのはこちらとしても不安ですよね。使う薬剤や機器によって金額が違うのでホームページで確認をし、もしホームページに載っていなければ電話で問い合わせるなどしてみてください。注意すべきはそのほかに再診料、レントゲン費用、別途料金がかかるかで金額が大きく変わるので電話でお問い合わせをした際に必ず聞いてみてください。

2-2 話や希望をきちんと聞く

カウンセリングをきちんとせず、すぐに施術に入ろうとする歯医者さんは要注意です。

責任感を持って仕事をしている歯医者さんであればカウンセリングによってお互いのイメージを擦り合わせることが大事だと考えています。自分のなりたいイメージをきちんと伝えて話し合いながら進めていく歯医者さんを選びましょう。もちろん口内環境(虫歯がある、歯周病が進行している)によってはすぐに希望の施術が受けられない可能性もあります。そういったことも含めて事前に説明がある歯医者さんを選ぶのが大事です。

2-3 ホワイトニングの実績がある

歯医者さんによってはホワイトニングを年に数回しかやっていなくても、治療項目として挙げている場合があります。実績数が多い歯医者さんであれば個人に合わせた治療法をいくつか提案してくれます。また、その経験から患者さんの歯や口内環境からどのくらい結果が出るかある程度分かるはずです。このような情報はホームページなどに記載してありますので調べてから行くようにしてください。

2-4 アフターフォローをしている

ホワイトニングは1度やって終わりというわけではなく、月に1回、半年に1回など定期的に通うことが必要になります。それはホワイトニングをした後、色戻りがないか、着色がひどくなっていないかなどを確認するためです。

もちろん診察によっては再度ホワイトニングが必要な場合もあります。施術後も定期的に診てくれるような歯医者さんを選びましょう。またホワイトニングがどのくらいの期間効果が続くのかも事前に聞いておきたいポイントです。

2-5 扱っているホワイトニングの種類が多いか否か

ホワイトニングの種類は「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」「デュアルホワイトニング」などがあります。それぞれ特徴があり短期間で終わるもの、時間はかかるが自宅でホワイトニングが出来るものなどさまざまです。普通の歯医者さんではこの中から1種類~2種類の取り扱いですが中には全て用意しているなど取り扱いが多いクリニックもあります。例えば子育てや仕事でなかなか通うのが難しいのであれば短期間で終わるホワイトニングを選ぶなど、自分の生活パターンや希望に合わせて選択肢があるのは嬉しいメリットです。

2-6 口コミの反応が良い

良い歯医者さんであれば自然と口コミが広がって患者さんが集まります。「歯医者さんの名前 口コミ」でインターネット検索をかけると以前に行ったことのある、今通院している患者さんの口コミが載っていることがありますので調べてください。どんなカウンセリングをしているか、クリニックの中はどんな雰囲気か、スタッフの対応は良かったかなど様々な評価がありますので希望のクリニックを選ぶ基準になるでしょう。

2-7 雑誌・テレビ取材実績があり芸能人が通っている

評判が良く、患者さんが多い歯医者さんであれば雑誌やテレビから注目されているため、取材を受けていることがあります。またその実績から芸能人が通っているような歯医者さんもあるのです。ホームページに掲載されてあったり、待合室に雑誌や新聞の切り抜きが貼られてある歯医者さんは実績もあります。ぜひ選ぶ時の基準にしてみてくださいね。

3.ホワイトニングを歯医者さんでやるべき理由

3-1 歯医者さんの資格をもつ人しか使えない高濃度薬剤

歯医者さんで主におこなうオフィスホワイトニングという方法は高濃度、30~35%の過酸化水素を歯に塗布し、レーザーまたは光を当てて歯を白くします。

短時間で白くなるというメリットがありますが、薬剤の濃度が高いため間違って歯茎などにつくと痛みが出てしまいます。そのため歯科医師免許を持つ歯医者さんでしか施術が出来ません。即効性を望む人には歯医者さんで行うホワイトニングがおすすめです。

それとは対照に、最近流行っているセルフホワイトニング専門店は、過酸化尿素という過酸化水素と尿素を合わせた薬剤を使っていることが多く、低濃度で少しずつ白くなっている実感が可能です。ホームホワイトニング同様、自分で施術をおこなうものなので即日の効果をお望みの方にはおすすめできません。流行っているからといってセルフホワイトニングをして失敗したなんて方も多いのではないでしょうか。オフィスホワイトニングをして効果的なホワイトニングをしてもらいましょう!

3-2 施術前のクリーニングで漂白効果アップ

毎日歯磨きしているし、そんなに汚れがついていないのでクリーニングは自分には必要ないと思っていませんか。歯の表面には、目に見えない有機質の膜が覆っています。知らないうちに磨き残しや歯ブラシでは届かない歯周ポケットの歯石や歯垢が溜まってしまっているのです。それらがあることでホワイトニングの薬剤は浸透しにくくなり、の効果が思ったようにでない可能性もあります。

歯の表面をクリーニングによって綺麗にし、薬剤がより浸透しやすい状態を作るのが歯を白くするのに有効です。セルフホワイトニング専門店ではこのようなクリーニングが受けられないので思ったほどの効果が得られなかったり、歯の汚れ方によって歯の白さにムラが出る可能性があります。

3-3 セルフホワイトニング店は歯科医療者でない場合も

セルフホワイトニング専門店が安い理由というのは、低濃度の薬剤を使って自分でホワイトニングのジェルを塗ってもらうことにより、人件費を大幅にカットしているからです。つまり、医療行為として認められているような高濃度の薬剤は、スタッフが歯科医療者でないと使用できません。

これは、セルフホワイトニング専門店には医療者がいない場合もあるということです。そのためより安全に即効性のあるホワイトニングをするならば歯医者さんに通うべきです。

3-4 実は虫歯があって痛みを生じる場合も

定期的に歯医者さんに通っていない人に多いのが「実は痛みはないけど虫歯がある」という問題です。虫歯は表面上では全く分からず歯の中や裏で進行している場合があります。痛みやしみるなどの自覚症状がないままセルフホワイトニング専門店などでホワイトニングをすると虫歯が悪化して痛みやしみる感覚が出ることもあるのです。

基本的にホワイトニングと虫歯治療の2つがあるとしたら優先されるべきは虫歯治療です。もし自分で「虫歯なんてない」と思っていてもまずは歯医者さんで口腔環境をチェックしてもらいましょう。レントゲンをとって分かる虫歯もあるので要注意です。

4.まとめ

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即効性のあるホワイトニングには歯医者さん選びが重要だということがお分かり頂けたでしょうか。
1回の値段はセルフホワイトニング専門店の方が安いですが、その分効果が出るのに時間がかかるため回数が必要となってきます。個人差はありますが、長期的に見れば歯医者さんでホワイトニングした方が費用もかからず効果が出やすいと言えます。これらを踏まえてホワイトニングの歯医者さん選びを進めてみてくださいね。

 

 

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監修医高村剛先生

高村歯科医院 院長

■院長経歴

出身校(最終学歴)北海道医療大学 歯学部 歯科医師歴24年目
歯科医師を目指したきっかけ:父親が歯科医師で、背中を見て歯科医師になろうと思った。

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