宮田歯科クリニック

私が力を入れて学んできたのは、可能な限り歯を削らない治療についてです。大切な天然歯を残すために、歯の削る量を少なくすることを重視してきました。

しっかりとしたご説明をすることを心がけています。当院では、全身・口内・頭部の状態など13段階に分けて、細かく聞き取りを行います。

それにプラスして、患者さまとの信頼関係を築くことも大切ですね。いきなり治療を始めるのではなく、怖がっている患者さまもリラックスできるように、コミュニケーションをきちんと取っています。

少しでも多くの歯を残す治療をご提供することです。患者さまご自身にも歯を守る大切さを知っていただくために、その方の性別や年齢に合わせて、興味を持ってもらえるようなお話をしています。

例えば、女性の方であれば、「歯を大切にしないまま50歳くらいになると、奥歯が抜けた時にほうれい線の崩れが目立ちやすくなりますよ」とお伝えしています。ご年配の方には、歯周病が糖尿病と関係があるお話をしています。

特にこだわったのは、待合室から診療室につながる通路に設置した、すりガラス製の仕切りです。壁を作ってしまうと暗くなり、透明なガラスだと大きな地震があった時に不安になります。院内を明るくし、かつ危険性を少なくするために、デザイナーにはかなり頑張ってもらいましたね。

また、歯科医院をモチーフにした人形のセットを院内に飾っています。人形が好きなお子さまには、特に喜ばれているようですよ。

あとは、患者さまもコーヒーが飲めるようにしてあります。色々とこだわりましたので、患者さまも居心地良く過ごすことができると思います。

すごく患者さまに優しく接してくれることが自慢できる点ですね。患者さまに小まめにお声がけをしたり、困っている方に手を貸したりしてくれています。また、歯科衛生士は勉強熱心で、歯科に関する色々なことを自主的に学んでくれていますよ。

特に力を入れているのは、やはり医療の知識を身に付けることです。もちろん、患者さまをおもてなしするのも大切ですが、まずはきちんとした医療提供ができなければなりません。

当院では論文を基に勉強して、知識を身に付けています。院内での勉強会も、2カ月に1回の頻度で行うようにしています。また、患者さまに親切に接する、ちゃんとした敬語を使うということを、院内研修の時に伝えています。

私は茨城県出身で、県内で物件を探している時にこの場所を見つけたのがきっかけですね。駅前なので通いやすく、人も集まりやすいのではないかと考えました。患者さまから、「通いやすい」という声をいただくことがありますよ。

40代から50代の女性の患者さまが多くなっています。近隣にお住まいの方がほとんどですが、たまに遠くから通院してくださる方もおられます。当院はいわゆる町の歯科医院ですので、お口に関するお悩みを気軽に相談しに来る方が多いですね。

私が通院先を選ぶとすれば、器具の滅菌をしっかりとしている歯科医院です。とはいえ、見分けることが難しいと思いますので、院内の細かな部分まで清掃をされているか否かを、一つの判断基準にするのがおすすめです。あとは、お悩みをきちんと聞いてくれる、話しやすい所が良いですね。