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※ 掲載する平均費用はあくまでユーザー様のご参考のために提示したものであり、施術内容、症状等により、施術費用は変動することが考えられます。各院の治療方針をお確かめの上、ご自身の症例にあった歯医者さんをお選びください。

この記事の目次

裏側矯正で滑舌が悪くなる

実際に矯正を行っている人たちの中には、歯の裏側、舌側にブラケットをつける矯正方法で滑舌が悪化したと話す人もいます。実際、滑舌と裏側矯正は関係があるのでしょうか。

裏側矯正 滑舌

発音しにくくなる音

裏側矯正は、舌が触れる歯の裏側に装置を設置します。日本人の場合、歯の裏側に舌先をつけて発音する音、サ・タ・ラ行やザ・ダ行の滑舌が悪くなる傾向にあります。

ブラケットを歯の裏側につけると、これまでよりも舌の収まるスペースが狭くなり、舌の動きを邪魔します。これが原因で、発音しにくくなるのです。

滑舌が悪くなることは避けられない

裏側矯正をしてしまうと、舌の動きは、どうしてもこれまでと同じようにはいきません。実際、滑舌が悪くなったと感じたり、周囲に気づかれたりすることもあります。しかし、慣れれば日常生活での支障がなくなり、滑舌はそれほど悪化していないと答える患者さんもいます。少なからず影響は出ますが、生活には支障がでないと答える人は多いです。

しかし、声を発する仕事をしている方や、歯の後ろに矯正の器具をつけているため、管楽器などの楽器演奏をする方には支障が出ることがあります。

裏側矯正の違和感は1ヶ月以内になくなる

裏側矯正は、歯の表に行う歯列矯正のように見た目が気になる、ということはありませんが、口の中には違和感が生まれてしまいます。いったい、この違和感はどれくらいで慣れるのでしょうか。

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多くの場合

裏側矯正は歯の裏、舌側にブラケットをつけるので、口の中に違和感が生じることは避けられません。つけた直後は特に感じるかもしれません。しかし、多くの場合、1ヶ月もすれば違和感はなくなる人がほとんどで、それほど心配する必要はありません。

裏側矯正に慣れる期間は早い人なら1週間かかりません。中には、数日で慣れたというケースもあるほどです。平均的には、多くの場合3〜4週間で慣れるようです。

裏側矯正、滑舌以外のデメリットとは

裏側矯正をすることで、滑舌の悪さや違和感が生じるという話を紹介してきましたが、それ以外にデメリットはないのか、この章で紹介していきます。

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口内炎になりやすくなる

裏側矯正の場合、初期は口内炎になる人が多いといわれています。装置をつけたばかりの時には、口の中の組織も慣れていません。
そのため、装置に口内の粘膜や舌が当たり、傷がつき、炎症が起こるのです。

食べ物がひっかかる、取りづらい

裏側矯正は、ブラケットを歯に装着して、ワイヤーを張ります。そのため、そこに食べ物が引っかかりやすくなり、それが原因で口内炎になることも…。他にも、裏側にブラケットを取り付けるため、食べカスなどがくっついても気づかないケースもあるでしょう。

ミラーを使うなどして、工夫しながら歯を磨かなければいけないので、手間に感じるかもしれません。

裏側矯正を扱っている歯医者さんが少ない

裏側矯正は、比較的歴史の浅い矯正の技術です。昔から知られている、歯の表にブラケットをつける矯正方法のほうが一般的です。そのため、どうしても裏側矯正に対応しているクリニックを見つけにくいという点があります。

また、裏側矯正を行っていても、経験の少ない歯医者さんが対応することもあります。腕がいい歯医者さんに出会える確率が通常の歯科矯正よりも少ないため、これも一つのデメリットでしょう。

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ある程度の通院期間がかかる

裏側矯正は、数回の診療で済む治療ではありません。基本的には、診察や検査で2〜3回、装着後も月に1回は通院することが一般的です。治療の目安は1年半〜3年ほどかかりますので、継続的に通院するつもりで治療を受けることを決める必要があります。

裏側矯正は、表にブラケットをつける矯正と比較すると、約1.5倍の長い時間を要します。そのため、早く治療を終わらせたい場合は、通常のブラケット矯正の方がいい可能性もあるでしょう。

また、これは裏側矯正に限りませんが、歯列矯正は、何回やれば終了という目処が定まっていません。矯正の作用や進行具合により治療期間は変わりますので、場合によっては半年や1年ほど、当初の予定とずれる可能性があることも認識しておきましょう。

装着直後は歯が動く痛みが発生する

裏側矯正は見た目にはわかりませんが、表側矯正と同様、痛みが発生します。特にワイヤーを締め直した直後などは、特に痛みが強く発生します。

人によって差があるため、我慢できないほど痛くて眠れない人もいれば、ほとんど痛みを感じない人もいます。

裏側矯正の費用の相場

費用についてですが、保険適用外が原則です。片顎全体の費用の目安:70〜140万円程度

裏側矯正を含め、歯列矯正の費用は100万円以上となることが多いです。そのためローンや分割での支払いは可能となるケースが多いので、利用できれば、費用負担は軽く感じられるでしょう。

デメリットを拭う?裏側矯正の大きなメリット

ここまで裏側矯正のデメリットを挙げてきました。しかし、実際は、裏側矯正には大きなメリットがあります。実際に治療を検討するなら、メリットとデメリットを比較して検討しましょう。

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人に気づかれにくい

大人になってから歯列矯正する場合、見た目の問題が大きいでしょう。仕事で人前に出るのなら当然、歯列矯正をためらう人が多いと思います。

しかし、裏側矯正なら見た目の問題は一切気にしなくてもかまいません。大人になれば仕事が大切ですので、仕事に支障を来さない点で、人前に立つ仕事の人にはよりメリットに感じられるでしょう。

通常の矯正より虫歯になりにくい

歯の裏側は唾液により潤っているため、表側矯正よりは虫歯が発生しにくいメリットがあります。また、ワイヤーで締め付けるため、歯の隙間も埋まります。歯間に虫歯が発生しにくいので、虫歯のトラブルは起きにくいでしょう。

舌の悪癖が治る

歯の裏側の装置に押され、前に出がちだった舌が引っ込みます。知らず知らずのうちに正しい舌の位置に戻り、装置を外した後も歯並びがくずれにくくなるケースもあります。

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2022-08-16T13:14:29+00:00