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その他(矯正歯科)
回答数:1件
投稿者:相談者さん(30代 女性) 2022/10/23 00:34
重度の過蓋咬合で歯科矯正をしたいと思い、親知らずを抜歯しています。
下の親知らずがどちらも完全に歯茎の中に埋もれておりかつ横に倒れていた親知らずだったので、個人の口腔外科で抜歯をお願いしました。
左下の親知らずを抜く際、麻酔も効かずあまりの痛さに根っこだけ残し途中で施術を中断してしまいました。
間を空けて残った根っこが神経から離れるのを待って抜きましょうということで、5ヶ月ほど待っていたのですが、思ったほど神経から離れておらず、このまま抜歯をすると高確率で麻痺が残ると言われ、現在そのままにしています。特に虫歯になったり膿んだりもしていません。
そこでお聞きしたいのですが、親知らずの頭は抜いているので、この頭を抜いたスペースで矯正は可能なのでしょうか?
また、部分麻酔だと抜歯中に必ず痛みが出るとのことなので、抜くとなった際は全身麻酔をした方が良いのでしょうか?
実際に矯正歯科に行き対面で相談をした方が良いというのは100も承知なのですが、色々な意見を頂戴したいと思い質問させて頂きました。
どうぞよろしくお願い致します。
全1件の回答
矯正が可能かどうかについてですが、一部残っている親知らずの歯冠部がなく歯根が残っている状態になっているとすれば、第二大臼歯との間にある程度のスペースが出来ていると思われますので、矯正治療は可能と思われます。ただし残っている親知らずに感染がある場合は、完全抜歯後の矯正が安全です。
残っている親知らずの一部の摘出についてですが、部分麻酔下で術中の痛みがある場合、麻酔が効いていないか、浸潤麻酔下であるなら抜歯の際の外力が下顎管を圧迫し内部の下歯槽神経まで影響が及んでいることが示唆されます。患者様の訴える痛みにより神経損傷のリスクを事前に察知出来ますので、患者様の意識が無い全身麻酔下より浸潤麻酔下のほうが神経損傷に対する安全性は高いと思います。ただ局所麻酔下の場合術中の患者様の精神的ストレスは有りますから、そのストレスに耐えられない様なら全身麻酔を検討したほうが良いかも知れません。
回答:2022/11/03 11:36