お子さまの将来を見越した矯正治療を行っています。
小児矯正は歯列を揃えるだけではなく、お子さまの骨の成長を利用して、顎の骨の形を整えることができます。出っ歯や受け口は成人だと外科手術を受けなくてはならない場合もありますが、小児矯正を早い時期に受ければ成長と共に改善することが期待できます。
矯正方法としては、まずマウスピース型の装置を使用しますが、お子さまが成長してからワイヤーでの矯正を行うこともあります。ワイヤー矯正は汚れが溜まりやすいので、先を見越してブラッシングの指導も行っています。お子さまのうちにしっかりお口をケアできるようになれば、虫歯のリスクを下げられます。
また、小児矯正の一環として、舌癖を直すMFT(※)というトレーニングも行っています。舌癖があると歯並びが乱れたり、発音に影響が出てしまったりしますので、なるべく早めに訓練を受け、舌を置く位置や動かし方などを覚えましょう。
※自由診療です。料金は、料金表をご確認ください。
当院の小児矯正は、取り外しができるマウスピース型の矯正装置を使用して行います。起きている間の2時間と、睡眠時に付けていただき、歯列と顎の骨の形を整えていきます。
11歳頃から大人の骨格になっていくため、その前に顎の骨を調整し、受け口や出っ歯の場合はその治療も目指します。受け口は大人になってから治療すると外科手術をしなくてはならない場合もありますが、小児矯正であれば手術をせずに治療できます。
歯の生え替わりを促進するために乳歯を抜く場合もありますが、成人矯正とは違い、永久歯の抜歯をすることはほぼありません。顎の骨の成長を利用できるので、お口への負担が少ないのも、小児期に矯正を始める大きなメリットです。
お子さまの矯正を続けていく過程で、ワイヤーを用いた成人矯正に移行する前にしっかりとブラッシング指導を行い、お口の中をケアする習慣を身に付けていただきます。これにより、矯正装置が付いていても虫歯になるリスクを抑えることができます。
矯正治療中は定期的に歯科医院に通っていただくので、来院された際にしっかり歯の汚れを落とせているか確認し、状況に応じたブラッシング指導を行います。歯磨きのスキルが身に付くまでは、虫歯になりにくいマウスピースを用いた矯正治療を進めていきます。
また、お子さまの食生活に関するアドバイスも行いますので、普段の食事の参考にしていただければと思います。協力して健康な口腔内環境をつくっていきましょう。
お子さまの舌の癖をそのまま放置していると、歯を舌で押すことで歯並びが乱れたり、歯と歯の間に大きな隙間ができたりしてしまうことがあります。せっかく長い期間をかけて小児矯正を行っても、舌癖によってすぐに後戻りしてしまうケースもありますので、お子さまのお口の癖が気になる方は当院で舌や唇の筋力トレーニング「MFT」をご検討ください。
MFTは舌の動かし方や物の飲み込み方、普段の舌の置き場所などをトレーニングで矯正していきます。癖が残ってしまうと発音などにも影響を及ぼすため、小児期に治療を行うことが重要です。お子さまのお口が普段から開いてしまっている、前歯に隙間があるという場合は治療を提案しています。
無料相談
無料相談にて、お子さまの歯並びや噛み合わせについてのお悩みを伺います。また、矯正治療のプランやおおよその期間や費用についても説明します。
精密検査・カウンセリング
精密検査を行い、その内容を基に小児矯正をどのように行っていくかを説明します。患者さまからも疑問があればお伺いし、ご納得いただいてから治療を開始します。この段階で治療を受けないという選択をすることもできます。
治療計画の説明
治療計画について説明します。お子さまの歯並びが悪くなる要因は、遺伝的なものと食習慣など環境によるものに大別されます。小児矯正において大切なのは後者の環境要因を取り除くことです。
マウスピースのお渡し・治療期間
取り外しができるマウスピース型の矯正装置をお渡しします。使用上の注意などもこの段階で説明いたします。治療期間中は時間を守って装置を装着していただき、定期的に医院にお越しいただきます。
経過観察
小児矯正はお子さまの歯の生え替わりや顎の成長に合わせて、矯正装置のこまめな調整を行わなくてはなりません。矯正治療を滞りなく進めるためにも、定期的にご来院ください。口腔内の検査やクリーニング、ブラッシング指導なども行います。
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