虫歯などで歯を削った後に、その上からかぶせ物やつめ物などの補綴物の処置をします。当院では、より自然な口元を求められる患者さまに対して、セラミック(※)の補綴物をご提供しています。
セラミックの特長は、色が天然歯の透過性と近いため、自然に仕上がることです。また金属を使わないためアレルギーの心配もありません。さらに天然の歯と比べて、セラミックの方が汚れが付きにくいという利点もあります。白い歯をご希望の方は、ぜひご相談ください。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
A.嘔吐反応に配慮した型取りと、できるだけ早くセラミックを作製することです。
当院では、患者さまの時間的、身体的な負担を軽減するために、「セラミック治療システム」を導入して、セラミックの補綴物を作製しています。このシステムのメリットのひとつが、歯の型取りの負担が少ないことです。
一般的に歯の型取りをする場合は、粘土のような素材を、お口の中に入れて固まるまで待ちますが、人によっては、嘔吐反応が起こり、おもわず「おえっ」と吐きそうになってしまうこともあります。
しかしこのシステムでは、お口の中にカメラを入れてスキャンするため、従来の方法よりも嘔吐反応が少なくて楽に歯型を取ることができます。また取得したデータをコンピューターに取り込むと、立体的な歯型が作成され、3Dプリンターのように機械が補綴物を削り出しますので、短時間のうちにセラミックの作製ができるのも利点です。