虫歯治療は大人でも不安なものなので、お子さまが嫌がるのも当たり前と言えます。そのため、できるだけ恐怖心に配慮した対応が欠かせません。そこで、それぞれの処置の前に「これからどんなことをするのか」を伝えるようにしています。
また、虫歯にならないためには食生活も大切です。ただお菓子を食べてはいけないと言うのではなく、どのように食べると虫歯ができやすく、どうするとできにくいのかなど、理屈はもちろん実際に取り組むことも配慮しながら親御さまに指導させていただきます。
お子さまの歯科医院への抵抗感を軽減する取り組みとして、キッズクラブも実施しています。お子さまには、その日の治療内容や次回の予定、歯の生え替わる様子などを記したデンタルノートをお渡します。年4回の定期健診とフッ素塗布、歯磨き指導を無料で行っているので、ぜひご活用ください。
お子さまの歯はやわらかく、虫歯になりやすいと言われています。また、歯が小さく進行も早いため、虫歯になる前に予防をすることが大切です。当院は虫歯の予防として、食に関する知識を提供する食育や、歯磨きの仕方を指導するブラッシング指導をしています。
食育では、お子さまに間食をダラダラとさせないことや、甘いおやつなどの糖質を過度に与えないことを親御さまにお話ししています。歯並びの面でも、顎の発達を促す食べ物をお教えしており、日常生活からお子さまのお口に対する意識を向上できるように取り組んでいます。ブラッシング指導では、歯の染め出しを行い、汚れが取り切れていない箇所を見ていただき、歯ブラシの当て方や動かし方などをお話ししています。歯間ブラシやフロスなど、歯ブラシ以外のケアグッズの使い方もお教えしていますので、無理がない程度でお試しください。
こういったことは、親御さまだけでなくお子さまにもお伝えしています。最初はできなくても仕方がありません。何回も言うことで意識することができ、自然とできるようになることが多いです。
妊婦さまはホルモンバランスが崩れることや、つわりがあることで、お口の環境が悪くなることがあります。しかし、お腹のなかに赤ちゃんがいることもあり、治療を受けることが難しい現状もあります。そのため、当院は安定期に治療を行っています。産婦人科の医師と連携して、麻酔や薬についても相談しながら治療を進めていますので、不安な気持ちを軽減して心地よく治療を受けることが可能です。
また、出産後は忙しくなるため、出産前にできる限りお口のなかをきれいで健康な状態に保てるようにしています。出産後は睡眠時間も少なくなるため、お口のバランスが崩れて悪い状態にならないように、事前にお口の中をしっかりクリーニングをしています。
当院にも、妊婦の患者さまが多くいらっしゃいます。そのため、出産・育児に差し支えのないように計画的に治療を進めることを重視しています。また、治療で麻酔を使うときは、産婦人科の医師と連携をとり、さらに今後、多忙になることを踏まえて、痛みが出そうな歯への処置やお口のお掃除なども行わせていただくなどの対応も行っています。
育児疲れによる、歯茎の腫れにも対応していますので、ぜひ出産後もお子さまとご一緒にお越しください。キッズスペースの設置だけでなく、親御さまの治療中に手の空いているスタッフがお子さまのお相手をさせていただくなど、お子さま連れの方が通いやすい環境を整えています。
また、お子さまの歯科治療は、歯が生え出す6か月くらいから始めることができます。虫歯にならないようにフッ素を塗るなどの予防措置が可能ですので、お子さまや親御さまが無理なく起こしいただけるときから治療を受けていただければと思います。
投稿者さんの口コミ (女性)
2020年12月 投稿
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