治療内容｜大森歯科医院

当院では、お子さまが将来的に歯並びや顎顔面のことで悩まずに済むよう、幼い時から口内環境を整える床矯正（※）を提供しています。

床矯正とは、床装置と呼ばれる固定式または取り外し式の矯正器具を一定期間お口に入れて、顎の骨の成長発育を促すことで、大人の歯が並ぶのに十分なスペースを作る治療法です。床矯正をしておくと、ある程度整列した状態で歯が生えてくることから、後々ワイヤー矯正（※）で歯列を調節する際に抜歯することなく治療できる可能性が高くなります。

さらに、口内だけでなく顔のバランスを整えることにもつながり、笑った時に歯茎が目立つガミースマイルの予防にもなるなど、お顔の見栄えにも大きな影響を与えます。お子さまが大人になった時、心から笑顔でいられる状態を作るためにも、ぜひ一度床矯正をご検討ください。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

患者さま一人ひとりの口内環境に合わせて、効率良く予防へ取り組むために、当院では治療前の段階でお口のリスク検査（※）を行っています。

リスク検査とは、虫歯や歯周病の発症リスクや口臭の強さなどを、患者さまの唾液に含まれる細菌の数や種類から調べる方法です。検査結果は数値化されているので、患者さまとしても分かりやすいかと思います。その結果から、「まずはきちんと歯周病の治療をして、その後に予防へ移行したほうが良いですよ」などの、具体的な治療提案を行い、ご理解・ご納得のもとで治療を開始しています。

また、予防へ移行した方には、歯科衛生士が専用の機器や技術を使ってバイオフィルムを除去する、PMTC（※）を提供しています。バイオフィルムとは、虫歯や歯周病の原因になる細菌が集合して歯の表面にこびり付いた膜のようなものです。バイオフィルムは歯ブラシでは除去できないため、定期的にPMTCを受けて細菌を取り除きましょう。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

お口に関して気になることがあれば、すぐにご相談いただけるように、当院は保険診療をメインに治療しています。虫歯や歯周病などの一般的な歯科診療はもちろん、 入れ歯・義歯、親知らず、知覚過敏、歯科口腔外科、小児歯科、噛み合わせ、歯科検診、訪問歯科診療、ドライマウスなど、幅広い分野に対応可能です。

当院長は「患者さまが自分の家族なら、どんな治療をするのか」を念頭に、自由診療も含めて治療方法を提案しています。保険診療は費用を抑えた治療が可能ですが、見栄えや機能、予防性を考えると、自由診療のほうがより良い仕上がりにできるからです。なお、歯科医師から自由診療を押し付けることはございませんので、気持ちを楽に受診されてください。

当院が入れ歯を作る上でこだわっているのは、保険診療内でもしっかり噛める状態を目指すことです。歯を失って少なからずショックを受けている中、入れ歯が使いにくいと、なおさら辛いお気持ちになってしまうのではないでしょうか。入れ歯を快適にお使いいただくため、少しでも痛みを感じた場合には、我慢をせずにご相談いただくようにお願いをしています。

また、お口元の見た目や付け心地などにこだわりたい方への配慮として、自由診療の入れ歯も取り扱っています。歯に固定するための金属のバネがなく、外から見て目立ちにくいノンクラスプデンチャー（※）など、複数種類をご用意いたしました。歯科医師が患者さまのお口の状態やお望みに合う入れ歯をご提案いたしますので、ご自身が納得できるものをお選びください。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

見た目へのこだわりはもちろん、お仕事の関係で清潔な印象を持たせたいとお考えの方に向けて、当院ではホームホワイトニング（※）をご提案しています。

生まれた時は白かった歯の色も、毎日の飲食や加齢によって、だんだんと色素が沈着していくものです。ホームホワイトニングでは、マウスピースに薬剤を塗って一定時間歯にはめることで、歯を漂白することができます。ご自宅でも取り組みやすいように作られた濃度の低い薬剤を使ってゆっくりと漂白するため、歯にしみにくく、白さを持続しやすいのがホームホワイトニングの特長です。

また、保険診療の銀歯を入れている付近は、歯茎が黒く変色する場合があります。その黒ずみ部分を改善する歯科用レーザー（※）も導入いたしました。その他、見た目で気になる部分がある方は、まずは何でもご相談ください。イメージするお口の状態へ、少しでも近付けられるようにいたします。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

歯科治療への不安や恐怖心が強い方への配慮として、当院では笑気麻酔（※）を使いながらの処置をご提案しています。笑気ガスを吸引すると緊張感が緩和するため、歯科恐怖症の方でもリラックスしながら治療が受けられます。

また、ガスは治療の後に体外に排出されるため、お身体への悪い影響を心配する必要はありません。ほとんどの患者さまが、治療後に体を休めることなくお帰りになっています。

笑気麻酔は多少の鎮痛作用がありますが、あくまで恐怖心を和らげるためのものです。痛みを生じる治療の場合には、笑気麻酔を吸引しながら麻酔注射を打って、実際の処置へ進みます。できる限り痛みの少ない麻酔注射ができるように努めておりますので、心置きなく治療を受けていただければ幸いです。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。