残った歯を保存し、生活の質の向上につなげやすいのがインプラント治療のメリットです
インプラントは入れ歯を安定させる目的で利用したり、しっかりと噛める構造を作ったりするのに用います。ブリッジのように健康な歯を削って固定する必要がないため、歯の保存、生活の質の向上につなげやすい治療です。
インプラントに限ったことではありませんが、当院は「自分の家族にするような診療」を心がけています。診査や診断から手術に至るまで、どんな局面であっても手を抜いたり妥協したりすることはいたしません。
当院はインプラント治療を通じて、皆さまに「噛める喜び」をお届けしたいと考えています。少しでも興味のある方はお話だけでも聞きにお越しください。
INDEX
当院は患者さまのご要望をしっかりお伺いするため、カウンセリングに力を入れています。まずは患者さまが治療に求めることをお聞かせください。
失った歯を補う方法にはインプラントだけでなく、入れ歯やブリッジなどがあります。当院は患者さまのご要望などを踏まえたうえで、その方に合った治療をご提案いたします。患者さまからの強い要望がない限り、インプラントありきでお話を進めることはありません。
患者さまがインプラントを希望された場合は、歯科用CTの撮影をはじめとした検査に移ります。
インプラントに難色を示される方は、治療に対して「恐怖心」をお持ちのケースが少なくありません。そんな治療に対する不信感を拭うためにも、当院はインプラントの実態を正直にお伝えしています。
例えば、術後の痛みに関しては個人差があり、どの程度の痛みがどれくらい続くかをはっきり申し上げることはできないのが実情です。ただ、下顎の親知らずを抜くときよりは、痛みや腫れが少ないことがほとんどです。
さらに、当院では顎の骨が足りない方向けに「骨造成(※)」をご提供しており、サージカルガイドという手術時の補助になる模型も作製もしております。
当院は、患者さまに少しでも快適に治療を受けていただけるようさまざまな取り組みに努めております。インプラントをご検討されている方はぜひ当院へお越しください。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
インプラントは虫歯にはなりませんが、「インプラント周囲炎」という歯周病に似た病気には影響を受けます。その結果、場合によってはせっかく埋めたインプラントを抜かなくてはいけないケースもあります。そこで、当院は治療を終えた方には定期的なメンテナンスの必要性をよくお伝えしています。
メンテナンスは3カ月に1回程度で、基本的には保険適用になります。そのため、セルフケアをしっかりしていれば、メンテナンスにかかる経済的、身体的な負担はある程度抑えることが可能です。
また、そのセルフケアに関しても、患者さまがいらした際に歯科衛生士からきちんとレクチャーしています。せっかく入れたインプラントですので、当院と一緒に長く保っていきましょう。
各種検査・診断
患者さまのお口の中の状況を診査し、治療計画を立てていきます。治療計画を立てるうえでのポイントは、インプラントに関わることだけではなく、お口全体の問題を検査し、診断することです。
サージカルガイドの製作と歯の型取り
歯科用CTの撮影や歯の型取りを行い、サージカルガイドの製作を行います。サージカルガイドは、インプラントを入れる際に補助となる装置です。
試適と治療の説明
きちんと噛み合わせが合っているかを確認するために試適を行います。
また、撮影した歯科用CTの画像をシミュレーションソフトで構築し直し、インプラント体を埋入する場所やサイズ、本数などを決め、治療にかかる期間や費用について説明いたします。
インプラント手術(1次オペ)
歯の根となる、インプラント体を顎の骨に埋め込んでいきます。
まずは歯茎を開いて穴を開け、そこにインプラント体を埋め込みます。処置時間の目安は1本あたり15分ですが、埋め込む本数、抜歯や再生治療の有無によってかかる時間は変わります。
そこから骨とインプラント体が結合されるまで、1カ月から4カ月ほどかかります。その間は仮歯を入れるため、いつも通り食事をすることが可能です。
2次オペ
歯茎を再度開き、骨とインプラントが一体化していることを確認します。定着していることが確認できたらインプラントの頭にキャップを装着します。
処置後は1週間ないし2週間ほど、歯茎の形が整うのを待ちます。
また、必要に応じて仮歯を調整します。
アバットメントと仮歯の装着
1カ月ほど術後の経過を観察し、アバットメントと呼ばれる土台部分と仮歯を装着します。
上部構造の歯の型取り
上部構造を作製するために、歯の型取りを行います。
上部構造の装着
2次オペで装着したキャップを取り外し、土台を取り付けた後、上部構造を装着したらインプラントは完成です。完成直後に噛み合わせ、形に納得していただけない場合は調整を加えます。
メンテナンス
インプラントはメンテナンスを怠ると歯周病に感染するリスクが高まります。そして、歯周病に感染すると骨が溶けてしまい、場合によってはインプラントが本体ごと抜け落ちてしまいます。
インプラントを長く快適にお使いいただくためにも、メンテナンスをご利用ください。具体的には手術から1週間、1カ月、3カ月、6カ月後と少しずつ期間を空けて状態を確認します。
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