歯を守るためには、生活習慣の見直しと予防歯科の実践が大切です
近年、予防歯科の重要性が叫ばれるようになりましたが、具体的にどのようなことをするかご存じでしょうか。予防歯科とは、虫歯や歯周病を未然に防ぐための取り組みです。お口の状態チェックやお手入れのために、定期的に歯科医院へお越しいただき、日々のお手入れもしっかり行うことで、予防につながります。
当院では、「健口会スマイルクラブ」という会を立ち上げました。この会の目的は、定期的に歯科医院にお越しいただき、歯科医師や歯科衛生士による健診によってお口の問題点を把握していただくこと、そして問題点と患者さまのライフスタイルに応じた処置を受けていただき、お口を健康に保てるようにすることです。
歯科医院は、「歯が痛くなってから通院する場所」から、「歯を悪くしないために通院する場所」に変化しました。年齢やライフスタイルを考慮した予防方法をご提案しますので、ぜひご来院ください。
INDEX
かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診とは)
予防歯科へのこだわり
年齢を重ねるに従って、お口の困りごとも変化します。そのため、当院では患者さまの年齢も考慮しながら、予防歯科のプランをご提案しています。ブラッシング指導やクリーニング、噛み合わせのチェックと調整、フッ素塗布などを行っていますので、何でもご相談ください。
青年期の患者さまには、将来のことを考えて虫歯や歯周病を防ぐことと、「オーラルフレイル」と呼ばれる口腔機能の衰えをきたさないようにすること、また両者を早期発見し、必要な治療や対策を講じるための取り組みを行っています。特にオーラルフレイルは、放置すると口腔機能がどんどん衰え、要介護状態に発展する恐れもありますので、介護予防の観点からも着目しています。
65歳以上の患者さまの予防歯科では、虫歯や歯周病の治療や対策を引き続き行う以外に、介護予防にも力を入れるようになります。
口腔機能検査は、保険適用の対象となります。検査の結果、機能低下が認められた患者さまには、お口周りの筋力トレーニングなどを行います。食べ物や唾液を飲み込む、摂食嚥下リハビリテーションのご案内も行い、口腔機能の向上を目指します。
また、当院は訪問歯科診療にも対応している歯科医院です。ご年配の方や、持病などが原因で外出が難しい方のもとへスタッフが伺い、診療を行うことが可能です。詳しくは歯科医院にお問い合わせください。
お子さまの頃に、歯科医院でメンテナンスなどを受けた際、最後にフッ素塗布をした経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。15歳までの方の予防歯科は、虫歯を防ぐことを主な目的としています。フッ素には歯質を強化する性質がありますので、正しく使用することで、虫歯になりにくい状態を作ることができます。
当院では、虫歯予防を目的としたフッ素塗布を、6カ月に1回のペースで受けていただくようご案内しています。特に虫歯になりやすい患者さまに対しては、ご家庭でもフッ素が配合された歯磨き粉や洗口液を毎日使用していただくようご提案することもあります。
問診・歯の検査
患者さまのご希望や生活スタイルをお聞きします。その後、お口の状態を確認して予防プランを立案します。
クリーニング・ブラッシング指導
専用の器具を使用して、歯の清掃を行います。磨き残しが多くある場合は、セルフケア方法を分かりやすくご説明します。
最終チェック
最後にお口の中を細かく確認します。ご希望の方には、歯質を強化するフッ素を塗ります。
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