素材に対する患者さまのご要望に見合うようなつめ物を提案します
見た目の印象や耐久性は、素材によって異なります。自由診療はもちろん保険診療でも、「自然な見た目を目指したい」「予算は抑えたい」などご要望をお聞きし、より適した素材を提案いたします。保険診療をご希望の方に対し、必要に応じて自由診療を提案する場合もありますが、無理強いするようなことはありません。
保険診療と自由診療の違いは、使用する素材の種類です。保険診療では、硬質レジン前装冠、CAD/CAM冠、チタン冠の三つを用意しています。基本に忠実な歯科治療で、つめ物を入れられるよう進めます。
かぶせ物にも使われるジルコニアを使用し、歯並びの見た目を整える「ラミネートベニア(※)」もございます。ジルコニアは天然歯に近い色味や透明感を再現でき、耐久性も高い素材なので割れるようなことはほぼないでしょう。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
歯科治療をしたせいでかえって口元が目立つことがないよう、ハイブリッドレジンを使用したCAD/CAM冠による、できる限り金属を使用しないつめ物・かぶせ物治療を提案しています。
近年ではミニマル・インターベンションと呼ばれる、天然歯を削る量を減らすことを意識した歯科診療が主流です。当院でも、大切な天然歯をなるべく削ることがないよう細心の注意を払った診療を実施しています。
歯科治療では、口元の見た目を守ることも大切な要素だと考えています。今まで銀歯や変色した歯の色味でお困りだった方は、ご相談にいらしてください。
治療説明・前治療
患者さまのご希望をお聞きしたうえで、各素材の特徴について説明します。ぜひ考えに合った素材をお選びください。
お口の状態によっては、先に虫歯・歯周病治療を行います。また、かぶせ物を装着するために土台を作ります。
かぶせ物を製作
印象材を盛ったトレーをお口の中に入れて数分間噛んだままお待ちいただき、かぶせ物を作るための歯型を採ります。
歯型に石膏を流し模型を作り、歯科技工所に送ってかぶせ物の製作を依頼します。型取りからかぶせ物の完成まで1週間ほどかかります。
かぶせ物を装着
完成したかぶせ物を装着し、噛み合わせを確認します。必要に応じて、高さや隣り合う歯との隙間など前後左右のバランスを見て、最終調整を行います。
問題がなければ、歯科用の接着剤を用いてかぶせ物を歯に装着します。
メンテナンス
虫歯や歯周病を予防し、かぶせ物を長期的に使い続けていただくために、定期的なメンテナンスを案内しています。メンテナンスの際には虫歯・歯周病のチェックやクリーニング、ブラッシング指導を行っています。
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