治療や診察にいらっしゃったお子さまのお口を確認すると、磨きにくい奥歯や歯と歯茎の間などに、磨き残しやプラーク(歯垢)が見られることが多くあります。このような磨き残しやプラークはお子さまでは気づきにくく、またむし歯になっていたとしても最初は痛みや違和感がでないことも多いので、治療にいらっしゃるのは痛みや違和感が出てからというケースも少なくありません。
また、保護者の方がずっと仕上げ磨きを続けていらっしゃったとしても、セルフケアではどうしても取り切れない汚れや歯石は残ってしまい、むし歯や歯周病の原因になってしまいます(歯周病は大人だけの病気ではありません)。
痛くなる前にまずは検診を受診し、むし歯にならないお口を維持する。それがお子さまの健康なお口をしっかりと守るファーストステップだと考えています。
お口の健康を守るために欠かせない毎日の歯磨き。でも、歯磨きの方法が間違っていたら、せっかく毎日がんばって歯を磨いても、その作用は半減してしまいます。
事実、お子さまと一緒にいらっしゃった保護者の方が、「正しい歯磨きの方法を子供に教えてほしい」とご依頼くださるケースも少なくありません。
磨き忘れのない磨く順番、力の入れ方、歯ブラシの動かし方、歯ブラシを当てる際の角度…、これらをはじめとする正しい歯の磨き方を、お子さまと当院歯科衛生士が一緒になって楽しく練習し、日々習慣となるようにしっかりとお手伝いいたします。
当院はひとつひとつの診療スペースがゆとりを持った半個室設計のため、お子さまの治療中、保護者の方も一緒に診療スペースにお入りいただくことが可能です。また、地下鉄四ツ橋駅の改札フロアから院内まで直接エレベーターで繋がっており、院内はすべてバリアフリーのため(待合スペースと診療スペースを区切るドアも自動ドアを採用しています)、ベビーカーでもスムーズにご来院いただけます。
また、保護者の方も治療や健診をご希望され、お子さまも一人で治療をお受けいただける場合には、お子さまと保護者の方の時間を合わせ、同時に処置をお受けいただくことももちろん可能です。
乳歯から永久歯に生え変わる際、ぐらついた歯に痛みを伴ったり、乳歯が割れてしまうなどの症状により乳歯を抜いた場合、当院では抜いた歯を「抜けた歯ケース」に入れてお持ち帰りいただいています。
大人の親指の爪ほどの大きさで、歯の形をしたプラスチックの「抜けた歯ケース」は、大人が思う以上にお子さまたちは喜んでくださいます。
手首に通せるゴムがついたそのケース。多くのお子さまはお帰りになる時、手首にそのケースが巻かれ、まるで腕時計のようになっています。
小さな小さなことですが、このような喜んでくださるひとつひとつを積み重ね、歯科医院にいい印象を持ってもらうことができれば、小さな頃から健康なお口を維持できる方がもっともっと増えるはずです。
大人も子供も、ずっと気軽に通える歯科医院。そんな存在になれることが、私たちスタッフ一同の願いです。
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