しま歯科医院

初めていらっしゃる方に対しては、まず何を望まれて来院されたのかという主訴をしっかりと伺うように心がけています。その後でお口の状態を説明して、患者さまの要望と現状を併せて考えた治療計画をお伝えしていくのが、基本的な流れになります。

私がモットーとしているのは、「自分や家族が治療を受ける立場に立った時、どうしてほしいか」ということを念頭に置いて、治療を行うことです。患者さまを自分にとって身近な存在と置き換えて考えることで、より思いやりのある診療ができるように心がけています。

歯科医院に苦手意識があるお子さまには、とにかく医院に慣れていただくことが重要です。具体的な方法としては、診療チェアに座ってみる、タービンをお口の中に入れて水を出してみるなどのトレーニングの繰り返しですね。何度か通院していただく必要はありますが、お子さまに無理をさせないためにも、親御さまのご理解とご協力を得られればと思います。

ご年配の方の場合、歯科的には治療が必要でも、患者さまご本人に処置を断わられるケースがあります。例えば、ぐらついていて抜いたほうがいい歯を、どうしても抜歯したくないと言われるようなケースですね。そのような場合には、治療の必要性をしっかりと説明して、それでもご納得いただけなければ、患者さまのお気持ちに添わせていただいています。

その他、足腰が弱い患者さまに対しては、楽な姿勢で治療を受けられるように配慮をしています。診療チェアの角度もゆっくりと傾け、腰が痛い方は水平にしないで治療をすることもあります。診療チェアに移動するのが辛い場合には、車椅子に座った状態での治療も可能です。

今後は、治療を終えた患者さまの口内状態をしっかりと維持するために、定期検診でフォローを続けていきたいと考えています。この地に住まう方々の健康を、長く支えていける歯科医院でありたいと思います。

患者さまにリラックスしていただける空間作りとして、壁紙やインテリアにもこだわりました。院内の各所に観葉植物を配置しているので、緑を見て治療前の緊張を和らげていただければと思います。

また、診療室は3部屋ご用意しており、その中の1つはドイツ製の診療チェアを含む、オペ用の設備を整えています。感染症対策として、待合室と各診療室、オペ室にも空気清浄機を導入するなど、さまざまな工夫を凝らしています。

私から見たスタッフ達は、真面目で患者さまに優しい点が自慢ですね。日々しっかりと研鑽を積み重ねてくれているのはもちろん、気配りができる者達ばかりですよ。

私が推奨するのは、きちんと説明をして、コミュニケーションも取ってくれる歯科医院ですね。患者さまへの説明不足は不安につながりますので、できるだけ分からないことがない状態で、治療に入ってくれる所が良いと思います。

健康を維持するために気を付けているのは、バランスの良い食事を取ることです。例えば、不足している栄養を補うためのサプリメントや、黒ゴマ、きな粉などを多く摂取し、反対にニンニクはできるだけ食べないようにしています。