歯周病の予防・治療においては、「ブラッシング」はもちろん「歯石の除去」も大切です。歯石は歯周病を助長する要因で、歯周病の悪化のスピードを早めてしまいます。半年に一度程度の歯石除去を行えば、歯周病にも虫歯にもなりにくい口内環境の維持が可能です。当院では健康な歯肉、歯茎の状態の方に対しても、歯石除去をご提案しています。ぜひご相談ください。
また、「噛み合わせ」も歯周病と大きく関係しています。噛み合わせがしっかりしている時、歯もしっかりと「働いている」状態で、あまり歯周病になることはありません。しかし噛み合わせが悪くなり、働いていない歯が生まれると、そこから歯周病になってしまいます。お口の「噛み合わせ」や「歯並び」のケアも、当院にお任せください。
当院では、歯石の除去と合わせてクリーニングを行っています。器械とフッ素入り研磨ジェルを使用して歯科衛生士が歯の表面を綺麗にします。これを行うことで、歯の表面、歯と歯肉の境にあるプラークを取り除くことができます。また、歯の表面がつるつるになるため、プラークがつきにくくなるというメリットもあります。さらに、歯科衛生士からお口の中をケアする方法や、歯周病を予防する歯磨き粉の選び方などについてもお話ししています。
歯茎の健康をご説明する際に、わかりやすいよう、健康な歯茎とそうでない歯茎の写真をお見せすることがあります。健康な歯茎は、白っぽい、薄いピンク色をしていて、引き締まっています。口臭もほとんどありません。そうでない歯茎は、発赤(ほっせき)つまり赤く腫れてしまっていて、口臭があったり、口の中がねばねばしているように感じたりします。写真でお見せすると、その違いは一目瞭然です。また、どのような状態の歯茎を目指せばいいのかもわかります。クリーニングを行い、ご自宅で正しいブラッシングを行っていただくと、2週間もすればまずお口の中のすっきり感が変わってきます。また、口臭がある方は、口臭もなくなってきます。続けていくと、歯茎がだんだん良い状態になっていくのもわかります。そうなると、達成感が生まれます。達成感が生まれると、続けて歯科医院に通い、治療し、予防も頑張ろうという気持ちにもなれるのです。
歯周病の治療・予防は、50代、60代、それ以上の年代を充実して過ごすためには欠かせないものだと私は考えています。歯周病を放置していると、歯がグラグラになって抜けてしまいます。そうなると、自分の歯で自分の好きなものを何でも食べるという楽しみが失われてしまいます。また、歯周病が進行してくると、口臭も気になってきます。口臭が気になってくると、自分自身も気持ちが良くありませんし、誰かと話すのも嫌になってきます。特に中高年の方は、これからもずっと充実した人生を過ごすために、ぜひ歯茎の健康に気をつけ、自分の歯を維持するよう心がけていただきたいと思っています。
歯周病は、歯茎の周囲に溜まったプラーク(歯垢)が細菌に感染することで、歯肉が炎症を起こし、それが進行していって歯周病になっていきます。また、プラークが口の中で石灰化すると、歯石になります。歯石ができると、さらにプラークや細菌がつきやすくなり、歯周病や虫歯などのリスクが高まるという状態になってしまいます。したがって、歯周病を治療し、再発を予防するためには、歯石を取り、プラークを溜めないようにすることがポイントになります。
投稿者さんの口コミ (広島県/50代/男性)
2019年5月 投稿
この口コミは投稿から2年以上が経過しています。
よかった点 | |
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施設 | 清潔感 内装・設備 アクセス |
対応 | 人柄・気づかい 電話・受付対応 |
治療 | 説明 丁寧さ 痛みへの配慮 治療後の経過 |
ひろみさんの口コミ (京都府/60代/女性)
2017年8月 投稿
この口コミは投稿から2年以上が経過しています。
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