矯正歯科の治療内容｜なかにし歯科医院

矯正は抜歯をしてから行うことがほとんどで、抜歯は左右2本を抜きます。歯を抜いたところに隙間なく歯が入るということは少なく、歯を動かした後にスペースが余ることがあり、その間を詰めていくのには時間がかかります。ですが歯を抜かなければ、スペース調整の期間が要りませんので、治療期間を短くできます。当医院では先ほどの感覚で、歯の入る箇所を広げていきますので、抜かずに終えることができますし、抜歯するよりも比較的早く治療が終わります。他院で抜かなければいけないと言われて当医院に来られ、抜かずにできる方もいらっしゃいます。

矯正は、いつからでもできますが、歯周病になってしまうとできないと思ったほうがいいかもしれません。矯正をしている間は歯が少しずつ動いていますので、歯周病が進行している方ですと歯の揺れが戻らなくなります。矯正することによって歯周病が悪化することがありますので、悪化させて歯を失う危険性を増してまで矯正したいかということです。そのため、歯周病が進んでいないうちに矯正治療を行ったほうが良いのです。そういう意味では年齢的な制約も出てくるかもれません。また大人になると顎の成長が止まりますから、年齢を重ねている方のほうが動きにくくはなります。お子さまの方が顎も柔らかいので、動かしやすいのです。矯正をして歯を動かすと、動いている方向に骨ができ、後ろ側の方の骨が溶けていきます。矯正は弱い力を継続的にかけ続け、骨ができたり溶けたりする方向付けをして歯を動かしていきます。年齢を重ねると動かしても、動いた先の骨ができにくかったり前の骨が溶けにくかったりします。

マウスピース矯正（※）も取り入れています。マウスピースを10日に一度作り変えて、どんどん違うものに変えていきます。マウスピースは寝る時はもちろん、日中も、食べる時以外はずっとはめていただくことになります。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。