顎関節症とは、顎がズレる、口を開けた時に痛みなどの症状が出る疾患です。顎関節症はまず炎症を抑える必要があります。歯ぎしりがある方にはマウスピースの使用でこれ以上悪化させないようにしています。歯ぎしりはストレスが原因であるため、リラックスすることが大切です。
歯の噛み合わせも顎関節症と関係しています。治療方針を決めるためにどのような噛み合わせかをしっかり確認することが大切です。治療の一つとして、犬歯を誘導して噛み合わせを調整する方法もあります。
なかなか口を開けられなかった方でも、顎関節症が良くなることで笑顔が戻ってきますし、姿勢が改善する方もいらっしゃいます。顎に違和感がある方は顎関節症の可能性もあるので、ぜひ一度ご相談ください。
顎関節症の方には日々の生活の注意点をお話しています。顎関節症になるリスクとしてバッグをいつも同じほうの手だけで持ったり、肘をついたりといったことがあげられます。普段の生活で当たり前にやっていることを改善しないといけません。意識して取り組むようにアドバイスをしていきます。
こうしたセルフケアをすることで、通院する回数が減ってきます。日頃から意識を持つことで、顎関節症が改善され、食事も不自由なく取ることができます。
カウンセリングでは、顎関節症を改善するために日常生活のことをお聞きします。特に睡眠時間や間食についてです。生活を改善することで、顎への負担が減ります。大切なことは意識することです。意識を持つことで、改善のスピードが速くなります。
顎が痛いと食事やお話をする時に支障が出てきます。普段の生活を快適に過ごすためにも、モチベーションを持ってケアをしていきましょう。当院は生活習慣を見直すサポートをします。