こだわり｜加藤歯科医院[相模原市淵野辺駅]

歯科で使用する医療機器は、患者さまのお口の中に入るものです。5～6年前の改装を機に、滅菌のシステムによりよい機械などを導入しました。
また、切削器具(タービン・マイクロモーターなど)は内部構造が中空になっていて、細菌や汚物がたまりやすい構造です。当医院ではコンピュータ制御の内部洗浄、滅菌が出来る滅菌器を導入し、患者さまごとにパッキングされた器具を使っています。きちんと中まで洗って、きれいな状態になったものを滅菌しないと、正しい滅菌は出来ません。そのため、滅菌の前に汚れをきれいに洗い流す洗浄機にもこだわりをもって、洗浄・消毒を行なっています。
高電圧式空気清浄機も導入しているため、花粉やたばこの煙などはもちろんのこと、インフルエンザなどのウイルスまで吸着し、きれいな空気を排出してくれる優れものです。この機器のおかげで、院内の空気も滅菌ができているだけでなく歯科医院独特の匂いもなくなりました。

当院は、ご高齢の患者さまやお身体が不自由な患者さまでも通いやすいように、相模原市「福祉町づくり条例」が定める基準を満たしたバリアフリー環境を実現しています。入口のスロープやトイレは、エンジン付き車いすでも使用できる作りになっています。院内もバリアフリー対応になっているため移動しやすく、誰でも不自由なく診察台までいらっしゃることができます。
また、当院は大通りに面していますので、車でも通院しやすくなっています。駐車場は3台分と多くはありませんが、利用者はご予約の患者さまがほとんどですので、混み合うことはありません。
バリアフリー環境に改装して以来、患者さまにとって利用しやすくなったと考えています。

ひと昔前は「麻酔」＝「痛い」でしたが、昨今はほとんど痛くありません。手持ちの注射器ではなく、電動注射器を使用することで、一定の低圧力で注射できるので、麻酔注入時の痛みを和らげることができます。さらに、使用する針は髪の毛より細く、歯根膜に注射していますので、注入にかかる時間は長くなってしまいますが、痛みはほとんど感じられません。注入する麻酔液自体も、人肌に温めることで、冷たいまま入れるよりも違和感を感じにくくなっています。
また、痛みが少ないだけでなく、トラブルがないよう麻酔をする前にきちんと問診し、患者さまが現在治療中の病気がないか、飲まれているお薬は何なのかなどを伺い、さらに患者さまの健康状態を確認します。そのうえで、偶発症が起こらない麻酔液を選択し使用しているのです。

補綴では、とくにセラミック治療システムをお勧めしています。セラミックは自由診療ですが、一度経験をして、良さを知っていただきたいと考えています。
セラミック治療システムの良いところを説明しますと、まず第一にセラミックという材質の性質上、汚れが溜まらない材質なので、清潔さを保ちやすくなり、2次カリエスを防止しやすくなります。銀歯などは金属ですので、唾液と反応して電気が発生することで汚れが溜まりやすくなってしまいます。さまざまな患者さまにセラミック治療システムをご案内してきましたが、やはり銀歯などと比べて予後の汚れ方に違いが出ています。もう一つが、セラミック治療システムは技工所ではなくコンピューターが解析して制作しますので、比較的短時間で(補綴物を入れるまでに必要な治療は除く)ご用意できます。
注：お口の状態によっては適用できない場合もあります。
また当院は、CAD／CAMシステムも導入していますので、硬質レジンを用いて保険の適用範囲内で白い歯を作ることも出来ます。