リリオ歯科クリニック

治療の事前説明をする際は、レントゲン写真や鏡を使い、目で見た分かりやすさに配慮しています。また、患者さまの生活背景もお聞きして、一人ひとりに合わせた提案をするよう心がけています。

例えば、つめ物・かぶせ物治療を提案する時には選択肢を提示し、それぞれの費用や見た目の違い、通院期間などについて説明いたします。また治療の長所だけでなく短所もお伝えし、患者さまがじっくり考えた上で、納得して選んでいただけるようにしています。デメリットはありますが、患者さまがお望みであれば、抜けた歯を放置するという選択も尊重します。もちろん、その日のうちに決断いただく必要はありません。

さらに入れ歯やかぶせ物などは、実物に近い模型などをご覧に入れて、患者さまに決定いただくようにしました。加えてこれらの処置は見た目の変化が大きい治療でもあるため、施術の前後に撮った写真で確認してもらうことで、患者さまが後で「イメージと違う」などお困りにならないよう取り組んでいます。

来院される患者さまが心置きなく治療に臨めるように、当院は衛生管理に力を入れています。ミラーやピンセット、歯を削るタービンなどは、高圧の蒸気で滅菌を行い、細菌を死滅させています。さらに個別にパックして汚れや細菌が付着しないように保管し、開封は患者さまの前ですることで、衛生的であることが伝わるようにしました。

また、歯科医師のマスクやグローブ、患者さまの使う紙コップなど、滅菌できない物は使い捨てを採用し、治療の度に取り替えています。衛生管理は医療機関として当たり前のことだからこそ、院内感染防止のため、一つひとつのプロセスを疎かにせずに取り組んでいます。

お子さまの大切な歯を虫歯にしないためにも、歯科医院での定期的なチェックをおすすめします。お子さまがある程度、大きくなると恐怖心を抱きやすいため、当院では歯が生え始める生後半年くらいから、定期的に通っていただきたいと考えています。

お子さまが怖がらないよう、女性の歯科衛生士が診療チェアに座らせたり器具を口に入れたりと、治療に慣れてもらうための取り組みをしながらお口の中を確認します。もし虫歯ができしまった時は、歯科医師が麻酔などを駆使しながら、痛みを抑えた治療を提供いたします。

また、食生活の変化から、最近のお子さまは顎が細い方が多く、永久歯の生えるスペースが足りない方も多くいらっしゃいます。3歳から10歳頃の乳歯と永久歯が混在する時期ぐらいまでなら、当院で装置を使った処置に取り組んでもらうことで、抜歯をせずに歯並びや噛み合わせを改善できます。お子さまの成長を利用して行う処置のため、気になる方はぜひ早めに歯科医院にお連れください。

当院は、入れ歯やつめ物・かぶせ物の機能性だけでなく、見た目にもこだわっています。

例えば「入れ歯をしている」と周囲に気付かれたくない方のために、金属のバネのないノンクラスプデンチャーをご用意しています。また、つめ物・かぶせ物も、保険診療の銀歯のような目立つものでなく、白い素材を用意することが可能です。自然な歯の色調に近いセラミックのかぶせ物、プラスチックとセラミックを混合したハイブリッド素材のつめ物など様々に取り揃えており、ご要望に添った提供ができます。

もちろん、処置の後に「イメージしていた物と違う」とトラブルにならないよう、事前に模型などを使って丁寧に説明し、治療後には写真で確認もしていただきます。製作するものによって歯科技工所を使い分けて、しっかりしたつめ物・かぶせ物を提供できるよう努めていますので、お口元の見た目にもこだわった治療を望まれる方は相談ください。