今までの虫歯治療は保険診療が主流だったので、お口の中に「銀歯」がある方も多いのではないでしょうか。しかし、近年この素材にはデメリットが多いことが分かってきました。代表的な例として「2次カリエスが起こりやすい」という点が挙げられます。
2次カリエスとは、一度治療した歯が再度虫歯になってしまうことです。銀歯は劣化する速度が比較的速く、接着がはがれる恐れや銀歯と歯の間に小さな隙間が生じてしまうことがあります。そこに再び食べ物のカスや細菌が入り込めば、折角治療をしたのにやり直さなくてはならないということにもなりかねません。
当院でおすすめしているセラミック治療(※)は、白い歯を入れられるため見た目が良いのはもちろんですが、比較的劣化しにくく、表面もつるつるしているため、食べ物のカスが溜まりにくく、きちんとしたセルフケアさえしていれば長い間虫歯を防ぐことができます。
また、銀歯で金属アレルギーが起きることもあります。お口の中の環境に長時間晒されている銀歯は錆びやすく、また金属の成分が溶けやすい状態になっています。それを身体が取り込むことによって、アレルギー症状を引き起こす可能性があるのです。しかし、セラミックは陶器のため溶け出すリスクはなく、身体とのアレルギー反応もありません。
見える範囲はセラミックを使用していても、裏側や軸に金属を使用している場合もあります。ご不明なことや心配なことがある方は、ぜひご相談ください。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
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虫歯の治療で神経を抜いてしまうと、歯に栄養を与える血管までも取ってしまうことになります。その結果、歯に栄養がいかなくなり、50代、60代という年齢での歯根破折につながります。当院では、そのようなことを防ぐため、歯や神経を極力残す治療をしています。
具体的には、虫歯治療をする際には、ある程度削った後は染め出し液を使って削る部分を判断しています。そうすることで、目や手の感触で虫歯になっているかどうかを判断するよりも、目で見て虫歯が残っているかどうかを判断できるため、削る必要がない箇所を無駄に削ってしまうことを防ぐことができるのです。患者さまの財産である歯を残し、ご高齢になってもご自分の歯で暮らせるように尽力しています。
当院でつめ物・かぶせ物を使った治療をする際には、患者さまの症状やお口の状況に合わせた素材や治療法をご提示するよう意識しています。例えば、虫歯が原因でつめ物やかぶせ物が取れてしまった場合には、より取れにくい素材を、虫歯が大きくてつめ物では折れてしまう可能性がある場合はかぶせ物を、というように選んでいます。
また、つめ物・かぶせ物は、お口の中がきれいでなければ、取れやすく、歯との境目が虫歯になりがちです。患者さまは、再治療のために時間や費用、精神的な負担などを強いられることになります。そのため当院では、そのようなことにならないために、ご自身で行っていただく日々のケアと、定期的なメンテナンスにも力を入れています。
歯を健康に保ち、長くご自分の歯で暮らしていただくためには、定期検診が大切です。しかし、歯科医院に足を運ぶのは気が重い方や、つい忘れてしまう方もいらっしゃると思います。そのため当院では、そのような方々にもお越しいただけるように定期検診のご案内をし、メンテナンスの大切さをお伝えするようにしています。
おすすめの通院ペースは、3、4カ月に1回です。長くても半年に1回お越しいただければと思います。そのペースで通院を続ければ、万が一虫歯になってしまっても初期ですので、治療の負担が少なく済みます。通院回数や費用、削る量などを抑えることができますので、ぜひ定期的にお越しください。
たけぞうさんの口コミ (男性)
2021年7月 投稿
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投稿者さんの口コミ (20代)
2018年3月 投稿
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よかった点 | |
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対応 | 人柄・気づかい |
治療 | 説明 丁寧さ 痛みへの配慮 |
バトスレさんの口コミ (東京都/50代/女性)
2017年6月 投稿
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