こだわり｜望田歯科医院

当院では、患者さまに合わせた方法で治療の苦痛を和らげます。物理面・心理面の両面に配慮して、痛みや恐怖心を軽減する診療を心がけています。

物理的に痛みを軽減するために使っているのは、電動麻酔器と表面麻酔です。手動麻酔は、麻酔液が注入されるスピードが一定ではないため、痛みが出てしまう場合があります。しかし、電動麻酔器であれば、ゆっくり一定のスピードで麻酔液を注入できるので、注入圧による痛みを軽減することができます。

心理的に痛みや恐怖心を軽減するためにしていることは、ヘッドホンの使用や事前のご説明です。歯を削るときの「キーン」という不快な音は、どの年代の患者さまでも苦手なのではないでしょうか。ヘッドホンをかけながら治療を受けることで、歯を削ったり、器具が歯に当たったりする際に出る不快音を「遮断」することができます。また、何をされるか分からないと人は恐怖を感じますので、これからどのような治療をするのかを事前にご説明するようにしています。

当院は、「インフォームド・コンセント（患者さまの理解・同意のうえで行う治療）」を心がけております。患者さまの歯は患者さまのものであって、歯科医師のものではないからです。

たとえ患者さまが治療を求めて歯科医院に来たとしても、歯科医師が自分の思うように削ったり抜いたりして良いわけはありません。歯科医療にはさまざまな治療法があります。その内容を患者さまにご理解いただいたうえで、お互いに合意してから治療をするということが基本だと考えています。

当院ではこのような考えのもと、わかりやすいご説明にも力を入れています。言葉だけではなく、写真やレントゲン、絵や図、模型など、さまざまなツールを使ってご説明いたします。

当院は、患者さまのお気持ちを尊重した診療を行っています。例えば、歯が痛くて電話をかけてきた患者さまがいらっしゃるとします。当院では、そのような急患の方はできるだけその日に診療します。

それは、患者さまが相当な決心をして電話をかけてきてくれているからです。もし「今日は空いてないから別の日に来てください。」とお伝えしてしまっては、通院する気持ちがうせてしまうかもしれません。そうなるとさらに症状は進み、患者さまは余計につらい思いをすることになってしまいます。

そのような思いをさせてしまわないために、原因説明と応急処置は行うようにしています。

当院は、もともとは自宅だった場所を改装したため、とてもアットホームな空間です。ウォーターサーバーやマッサージチェア、テレビなども置いています。診療に不安や緊張を抱えている方もリラックスできるよう配慮した空間ですので、ぜひお越しください。