当院では、抜歯の必要性について患者様にお伝えし、それを認識して頂いた上で治療を始めます。抜歯の必要があるにも関わらず、抜歯をせずに無理に治療を進めてしまうと後から様々な問題が生じる可能性があります。綺麗な歯並びを長く維持するためにも、体制を整えた上で治療を進めていくことが大切であると考えております。また、歯の位置によっては抜歯することが難しい場合もありますが、当院では他の歯科医院を紹介することはせず、当院で責任をもって抜歯させていただきます。
当院では、麻酔の使用をできるだけ少なくしております。治療後もある程度の麻酔が効き続けるため、それを不快に感じられる患者様もいらっしゃいます。そのため、小さい虫歯など軽度の症状であれば麻酔を使用しないこともあります。もちろん、患者様が我慢できない程の痛みを感じられる場合は麻酔を使用します。患者様に合わせて麻酔の使用の有無を決定するので、ご希望をお伝えいただければと思います。治療後に強く痛む場合は、市販の痛み止めを飲んでおくことをおすすめします。また、麻酔を使用する治療を受けた場合、麻酔の働きが切れるまでは食事を避けてください。唇や舌を強く噛んでしまう場合や熱い物によって火傷をしても気づけない場合があります。
当院では、滅菌管理について深く学んだスタッフがおり、衛生管理を徹底して行っております。更に、当院で使用する器具はドイツのMiele社の歯科用器具洗浄除菌自動洗浄機を使用しております。血液や唾液といった感染の原因であるたんぱく質を除去し、93℃の熱水ですすぎ、更にフィルターを通した温風で乾燥させます。
親知らずの抜歯後は薬を服用することになります。女性の場合、妊娠中に薬を処方できない場合もあるので、できるだけ早く親知らずを抜くようにおすすめしております。また、親知らずを抜歯した場合、痛みが無いのであれば痛み止めを飲む必要はありません。しかし、傷口から細菌が侵入している可能性も否めないので、化膿止めの薬は処方した分量だけ飲み切ってください。患者様が何らかの薬を服用している場合、お薬手帳を作った上で薬の相性を調べて指導しております。一度に飲んではいけない量や、時間を置いて飲む必要性などを調べます。判断できない場合は、当院の前にある薬局の薬剤師さんに相談しています。
親知らずは、必ずしも抜かなければならないとは限りません。親知らずが生えてこない人でも、大体は1~4本程度の親知らずが骨の中に埋まっています。親知らずが生えた場合、真っ直ぐ生えるために必要なスペースがあり、噛み合わせにも支障をきたしていない場合は親知らずを抜かなくても良いでしょう。しかし、斜めに傾いて親知らずが生えている場合は、日々の歯磨きの際に歯ブラシが届きにくく歯周病を引き起こしやすいです。更に、親知らずが健康な歯を前方へと押し出し、歯並びを悪くしてしまうこともあります。つまり、親知らずが他の歯に問題を起こす恐れがある場合や歯茎にも問題を起こす場合は抜く必要があります。
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