歯科医院と聞くと、歯が痛くなってから行く場所というイメージが浮かぶのではないでしょうか。しかし、痛みを自覚した頃にはすでに症状は進行しています。虫歯や歯周病で歯を失ってからでは手遅れなので、悪くならないうちに予防していくことが重要です。
予防診療の目的は「将来的なお口の健康を維持し、美しい歯を育てる」ことです。お子さまであれば虫歯ができにくいお口の環境をつくり、大人の場合には、虫歯や歯周病を予防し口臭などの症状も防いでいきます。また、治療した症状の再発防止も、予防診療の目的の一つです。
ご自身で毎日きちんと歯磨きをしているつもりでも、虫歯の原因となる細菌の膜や、コーヒーなどによる着色汚れはなかなか落とせません。日々のセルフケアに努めるとともに、定期的に歯科医院へ通ってメンテナンスを受けるようにしましょう。
お子さまの虫歯予防では、歯に高濃度のフッ素を塗布して歯面を強化します。このフッ素塗布は広く採用されている方法であり、乳歯や生えたての永久歯に3~4カ月ごとのペースで施していきます。これだけでも十分な作用が見込め、時間もあまりかからないので、小さなお子さまにも行うことが可能です。ただし、フッ素塗布だけで虫歯をなくせるわけではありませんので、親御さまによる日々の仕上げ磨きも必要となります。
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