噛み合わせの治療内容｜前原歯科医院

治療内容

保険診療 / 入れ歯・義歯 / 噛み合わせ

私は、上が総入れ歯、下が部分入れ歯ですが、下の入れ歯が割れたので、当歯科医院に行きました。

ネットで予約した際、予約の確定メールが送られてくると表記されていたのですが、メールが届きませんでしたので、こちらから電話したところ、「○○さん、予約入ってますよ」と言われました。

こちらの歯科医院の受付の方は、次の受診日の希望を言ったとき、予約が一杯ですと「無理です！」と返してきます。また、医院のスタッフとの私語が多く、その内容は聞くに堪えません。

初診時、まず下の部分入れ歯を応急処置していただき、「この際、下だけでなく上の入れ歯も作り直したいです」と伝えました。もう、２０年も使っていたからです。

できてきた入れ歯は、上下とも全く合いませんでした。痛くて、食事ができるような状況ではありませんでした。口の中に傷がつき、炎症を起こしてしまいました。また、食べ物を丸飲みすることになるので、何度か消化不良を起こしました。

歯科医（院長ではない先生）から、「どう？」と聞かれたので、「印象採得（口の中の型を取ること）の段階で、ズレていたと思います」と言ったところ、その先生は、何も答えずに私から離れて行きました。

この先生は、別の日、やはり「どう？」と聞いてきました。このときは、「かなり痛いです」と答えたのですが、前回と同じように、何も答えずに私から離れて行きました。

結局、上の入れ歯については、印象採得をやり直していただきました。その間、下の部分入れ歯の調整を約１ヵ月していただいたのですが、調整は不調に終わり、痛みは全く取れませんでした。口内の腫れは酷くなる一方です。

そして、新調した下の入れ歯まで割れてしまいました。部分入れ歯ですから、細く薄い部分があったのも事実ですが、割れた主因は、まさにその部分が歯肉にピッタリ密着せず、宙に浮いていたからです。浮いたところに圧がかかれば割れるという理屈です。

再度、型を取り直した、上の入れ歯ができてきました。できたばかりのときは、歯科衛生士（？）から、「今度は、吸い付きもよくピッタリですね」と言われ、私も「そうですね」とその場では同意しました。しかし、新調した下の部分入れ歯が割れてしまっており、これ以上時間をかけても、下の入れ歯の調整はできないと思ったので、「もう、無理ですよ」と申し上げ、「応急処置していただいた、以前の下のほうの部分入れ歯を、更に補強してください。上下とも以前の入れ歯を使うことにします」と申し上げました。歯科衛生士は、「わかりました。でも、新調した下の部分入れ歯も修理させてください。そうすれば、新しく作った入れ歯は、上下でスペアとして持っていただけます」と言うので、そうしていただきました。

さて、帰宅してみると、歯科医院ではピタっと吸い付いた上の入れ歯は、全く吸い付かず、すぐに落ちてきてしまいます。そこに、修理してくれた新調の下の部分入れ歯をはめて、３回食事を試みてみましたが、前にも増して痛みが酷くなりました。加えて、上下とも大量の食べかすが溜まり、食事の都度、全部外して?き出さないといけない状況となりました。全くスペアにはなりません。

結局、２ヵ月かけて得たものは、２０年使っている下のほうの部分入れ歯を修理して、更に使い続けるという結論でした。

入れ歯は保険の範囲で作ったので、金銭的には大した負担ではありませんでしたが、十数回通院した時間を金銭換算すると、私の場合、かかった費用の数十倍となりました。