Q.歯を残すために、根管治療ではどんな工夫をしていますか?
A.歯の根の先端まで隙間なくお薬をつめる「加圧根充」で、再発リスクの低減に努めています。
虫歯が悪化して歯の神経を抜いた後も、できる限り長く歯を残すための工夫として、当院では加圧根充処置に力を入れています。
加圧根充とは、歯の神経を根の先までていねいに取り除いた後、その空間に根管充填材をつめる際、隙間を作らないために加圧しながら行う処置です。隙間を作らないことで新たな細菌の繁殖を防ぎ、問題を繰り返さない状態を目指します。
根管治療時には、処置をする歯の周りにゴムの膜を張って細菌の流入を防ぐラバーダムを可能な限り用いています。さらに、ガス滅菌処理された器具を使うなど、感染対策も欠かしておりません。
手間をかけている分、治療の時間と回数もかかってしまいますが、歯をなるべく長く残すために必要なことだと、ご理解いただけると幸いです。
さささんの口コミ (女性)
2021年10月 投稿
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