80代になっても自分の歯を残そうという「8020運動」がありますが、それを目指すためにも予防が大事になってきます。来院された患者さまには、歯の治療の後にはメンテナンスの必要性を説明し、1年に1回でも歯のお掃除に来ていただくように説明しております。特に若い20代の方には、30年後、50年後の自分の歯がどのようになっているのかを想像していただきます。歯槽膿漏などで膿がたまると、うっ血や出血がおこります。その状態を放置していると骨が溶けるという事態になりかねません。また、神経を抜いた歯は、血管もなくなります。血管がなくなるということは水分が枯れていると同じような状態になるので、その歯が割れる可能性が高くなります。そうならないためにも、今からきちんと予防をすること、コントロールすることが必要であると説明しています。丁寧な説明をすることで納得していただき、その後定期的なメンテナンスのために来院していただくことにつながればと考えております。虫歯など削る治療が減り、定期的な予防治療によるお掃除が当たり前になればうれしいです。
当院では予防歯科に力を入れています。また、患者さまにとって負担の少ない治療を目指すため、カウンセリングを大切にし、患者さまの悩みや希望をお伺いしています。患者さまにとっての負担の少ない治療とは、歯にトラブルがないときの予防治療であると考えます。人それぞれのライフスタイルがあるので、カウンセリングにより、そのライフスタイルや希望に添ってスケジュールを提案しています。患者さまにとって負担の少ない治療を行うためには予防治療が不可欠だと思っています。歯にトラブルが起こると痛みや不便が生じます。また、その症状が悪化すると、痛みだけでなく費用も多くかかるようになります。患者さまの負担を少なくするためには、歯のトラブルを少なくする、悪化させないようにする予防治療が必要となります。もし、歯にトラブルが生じても、定期的に通院することで早期発見ができ、簡単な治療で済みます。さらに、簡単な治療で済むことで、治療に伴う苦痛や治療にかかる時間の負担も少なくて済みます。患者さまの負担を考えると、予防治療を行うことが重要であると考えます。
ネット予約・空き状況確認 |
||
---|---|---|