それでちゃんと効果でてるの?意外と知らないマウスウォッシュの正しい使い方

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マウスウォッシュは爽快感も得られ、口臭予防や虫歯予防にもなるため使っている人が多いのではないでしょうか。しかし、このマウスウォッシュの使い方、意外と知らない人が多いのが現状です。マウスウォッシュの使い方を間違えれば、まったく口臭や虫歯の予防の効果は得られないため、ぜひ一度その正しい使い方を確認してみてはいかがでしょうか。もしあなたが、「歯磨き前にマウスウォッシュをする」「歯磨き代わりにマウスウォッシュを使う」というなら、それは大きな間違いである可能性も!ぜひ、正しい使い方を身に着けてくださいね。

■目次
1.マウスウォッシュの本当の目的とは?
2.マウスウォッシュの正しい使い方
3.マウスウォッシュの使用上の注意点
4.知っておきたいマウスウォッシュの種類
5.マウスウォッシュを効果的に使うなら
6.まとめ

1.マウスウォッシュの本当の目的とは?

虫歯や歯周病、口臭の「予防」に効果を発揮

マウスウォッシュは虫歯や歯周病などを治す医薬品ではありません。虫歯や歯周病などの症状は歯医者さんで治療をする必要があり、マウスウォッシュには治す効果はないと言われています。この点は、歯磨きで虫歯や歯周病の治せないのと同じです。マウスウォッシュは、基本的には口の中の雑菌を殺して、虫歯や歯周病、口臭をケアする働きがあります。また、口の中の雑菌を死滅させるため、口内炎等の雑菌の繁殖によるトラブルケアにはおすすめです。

2.マウスウォッシュの正しい使い方

2-1 歯垢は最初にとっておく

口の中のばい菌を綺麗に退治してくれるマウスウォッシュは、まず、歯垢を取ってから使うのがおすすめです。歯を磨く前に使う人もいますが、それでは効果がありません。

なぜなら、マウスウォッシュの目的は口の中の菌を殺菌することが目的だからです。歯垢などの汚れには菌がたくさんついており、そこから菌が繁殖することで虫歯、歯周病などのトラブルに発展します。そのため、事前に歯垢を落とし、原因菌を少しでも減らしてからマウスウォッシュをすることが一番効率的な方法といえるでしょう。できるだけ口の隅々までマウスウォッシュで殺菌できるようにしたほうが、マウスウォッシュをするメリットを一番感じられるのです。

2-2 舌苔を掃除しておく

舌にこびりついたような真っ白い苔状のもの「舌苔(ぜったい)」には、ばい菌や汚れが付いている可能性も高いです。歯垢のように、この舌苔から菌が繁殖する可能性があるため、舌苔も落としてからマウスウォッシュを使用しましょう。舌苔を落とすには、舌苔専用のブラシを使いましょう。通常の歯ブラシなどでこすると傷が付いて舌苔が悪化したり、その他の口内トラブルに発展する可能性がありますので、注意が必要です。

2-3 マウスウォッシュ後は飲食を控える

マウスウォッシュの効果を長持ちさせたいなら、マウスウォッシュの直後には飲食を控えてください。せっかくマウスウォッシュで殺菌をしたのに飲食をしてしまったら、再び菌が発生しやすい環境になってしまいます。マウスウォッシュの意味がなくなりますので、少なくとも30分程度は何も口にしないのがベストです。

2-4 出血などがある場合は使用をやめる

マウスウォッシュは殺菌の効果がありますが、すでに出血や炎症などの傷があるなら刺激となってしまう恐れもあります。また、疲れていたり、風邪を引いているなど、免疫が低下しているときにはマウスウォッシュの刺激が強すぎて、口内トラブルが発生する可能性がないとは言えません。「口内炎になりそうな気がする…」「口の中に違和感がある」といった時には、使わない選択も必要です。

3.マウスウォッシュの使用上の注意点

3-1 歯磨きの代わりに使わない

マウスウォッシュは、歯磨きの代わりとなるものではありません。口の中の雑菌を除去する効果しかありませんので、歯にこびりついた汚れ、歯垢などはブラシ等で落とす必要があります。

マウスウォッシュをしたとしても、歯の隙間に歯垢や食べカスがあれば、それらから菌が繁殖してしまいます。数十秒のうがい程度では、歯垢や歯と歯の間の汚れなどは落ちませんので、きちんとブラッシングを行いましょう。マウスウォッシュは、ブラッシングと併用すれば虫歯などのトラブル予防になります。しかし、ブラッシングをしなければ虫歯や歯周病は防げないと思っていいでしょう。

3-2 虫歯や歯周病、口内トラブルは治してから

前で述べた通り、マウスウォッシュは虫歯や歯周病を治すものではありません。虫歯や歯周病は菌が繁殖している場所でもあるので、まずは治療をしてからマウスウォッシュをするようにしてください。治療中に使用してもいいですが、口の中が菌に侵されやすいため、マウスウォッシュを使用しても効果は感じられないかもしれません。

3-3 マウスウォッシュのし過ぎはNG

口の中には、一定数であれば害のない、あるいは、必要な常在菌も存在します。マウスウォッシュのし過ぎはその常在菌までも排除してしまうため、口内環境を乱す原因になるとも言われます。もしマウスウォッシュを使うのであれば、多くても1日2〜3回までに留めましょう。

また、唾液で口の中を充満させた方が虫歯や歯周病の予防になるため、マウスウォッシュのしすぎで口の中の唾液を追い出しすぎてしまうのも問題です。

3-4 マウスウォッシュ後のすすぎはダメ?

マウスウォッシュ後、ピリピリとした刺激が気になって水でうがいをしてしまう人もいるのではないでしょうか。しかし、実はこれは逆効果です。マウスウォッシュですすいだら、そのまま液を口の中に留めましょう。その方が殺菌効果が高まり、口内の健康が保てます。

4.知っておきたいマウスウォッシュの種類

4-1 口臭予防が目的のマウスウォッシュ

口臭予防だけが目的のマウスウォッシュの中には、化粧品として扱われている洗口液もあります。殺菌作用などの薬用成分が入っていないもので、虫歯予防などの働きはありません。基本的には、口臭予防や口の中の爽快感を得るためだけの役割を果たします。

4-2 虫歯予防が目的のマウスウォッシュ

虫歯予防が目的のマウスウォッシュの場合は、歯垢をつきにくくする薬用成分などが含まれ、医薬部外品として扱われています。主に、虫歯菌をやっつける成分が入っているので、虫歯予防目的なら「虫歯予防」や「液体歯磨き」等と記載されたものを選ぶといいでしょう。

4-3 歯周病予防目的のマウスウォッシュ

液体歯磨きと記載されたマウスウォッシュの中には、歯周病予防目的のマウスウォッシュもあります。「歯周病予防に」などと記載されていれば、歯周病予防に期待ができるでしょう。

4-4 刺激の少ないタイプのマウスウォッシュも

マウスウォッシュの中には、刺激が強く使い続けられない人もいるかもしれませんね。最近は、ノンアルコールタイプやオーガニックタイプなど、刺激の少ないタイプのマウスウォッシュもあります。口内炎などのトラブルが多い方は、これらのマウスウォッシュで口臭や虫歯などの予防ケアをするといいでしょう。

なんとなく、マウスウォッシュを購入し、口をゆすいでいた方はこの機会に商品のキャッチコピーを確認し、自分の症状に合わせたマウスウォッシュを選択しましょう!

5.マウスウォッシュを効果的に使うなら

使用方法はきちんとチェックして

現在はさまざまな種類のマウスウォッシュが発売されています。薬用成分の有無などさまざまありますが、使用法などはきちんと商品ごとにチェックするようにしてください。商品によって使い方が違う可能性もありますので、注意書き等をよく読んで、しっかりマウスウォッシュの効果を得られるようにしてくださいね。

6.まとめ

最後にもう一度、「マウスウォッシュでは虫歯や歯周病は治らない」ということ、また、「歯磨きの代わりにはならない」ということを念を押しておきます。歯磨き後の最終仕上げとして、虫歯菌や歯周病菌の繁殖を抑えたい場合に使用し、健康な口内を保つ一助として活用しましょう。

・マウスウォッシュの本当の目的
L虫歯や歯周病、口臭の「予防」に効果を発揮
L口の中の雑菌を殺して、虫歯や歯周病、口臭をケアする働きがある
L口の中の雑菌を死滅させるため、口内炎等の雑菌の繁殖によるトラブルケアにはおすすめ

・マウスウォッシュの正しい使い方
L歯垢は最初にとっておく
L舌苔を掃除しておく
Lマウスウォッシュ後は飲食を控える
L出血などがある場合は使用をやめる

・マウスウォッシュの使用上の注意点
L歯磨きの代わりに使わない
L虫歯や歯周病、口内トラブルは治してから
Lマウスウォッシュのし過ぎはNG
Lマウスウォッシュですすいだら、そのまま液を口の中に留める

・マウスウォッシュの種類
L口臭予防が目的のマウスウォッシュ
L虫歯予防が目的のマウスウォッシュ
L歯周病予防目的のマウスウォッシュ
L刺激の少ないタイプのマウスウォッシュ

・マウスウォッシュを効果的に使うために
L使用法などはきちんと商品ごとにチェックする
L商品によって使い方が違う可能性もあるので、注意書き等をよく読む

今回、「マウスウォッシュを使っているけれど効果があるのかな」、「虫歯や歯周病の予防をしたい」と検討している方には、全国の歯医者・歯科・クリニックが予約・検索・口コミが見られるサイト「EPARK歯科」をご紹介致します。マウスウォッシュを使っている方には歯医者さんでのクリーニングもおすすめします。自費治療は医院によって扱っている種類や料金、方法が異なります。もちろん効果もそれぞれになるので、よくリサーチをしてから決めましょう。

 

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飯田歯科医院監修医飯田尚良 先生

東京都中央区銀座1-14-9 銀座スワロービル2F

■院長経歴
1968年 東京歯科大学 卒業
1971年 University of Southern California School of Dentistry(歯内療法学)
1973年 University of Southern California School of Dentistry(補綴学・歯周病学)

■所属学会
日本歯科審美学会
日本成人矯正歯科学会
日本老年歯科医学会
東京歯科大学学会
日本歯科医学会

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