大塚歯科医院

「昔、歯の治療を受けた際、説明がよく分からなかった経験がある」というお声をお聞きすることがあります。「よく分からない」状態では患者さまの気持ちの中に不安や不満が生じ、信頼関係を築くことは難しいでしょう。

信頼関係がないと、治療がうまくいかないと私は思っています。しっかりコミュニケーションを取ってくれる歯科医院を選んでください。

当院は1948年に開院した歯科医院で、親子代々通われている患者さまがたくさんいらっしゃいます。スタッフも長年勤務してくれていて、患者さまと顔なじみになっている者が多く、お口の中や生活のバックボーン、性格なども理解してくれているのは頼もしい限りです。これからも一緒に患者さまを見守っていきたいですね。

歯科口腔外科です。歯科治療のほとんどは外科的な治療です。幅広く、そしていろいろなことを深く学びたいと思いこの分野を選びました。私は親知らずの抜歯や腫瘍摘出も行っていますが、例えば口腔解剖学を学んだことが難しい症状を診査・診断する時にとても役立っています。

歯だけでなく、舌や頬の粘膜、腫瘍性の病気がないかを調べたり、見える範囲だけではなく、顎関節症、ドライマウスなどトータルに診られたりと、患者さまのお悩みにきめ細かく寄り添えるのが歯科口腔外科を選んだ理由です。

まずは感染症と食事には気をつけています。もちろん歯の健康も大切にしています。同じ院内で妻が歯科医師をしていますので、定期的にクリーニングをしています。これは夫婦で歯科医師をしている強みでしょうか。

セルフケアとしては、私は電動歯ブラシやフッ素入りの洗口剤を活用しています。歯科医師がどんなものを使うかにご興味があったら、ぜひ質問にいらしてください。道具は使い方も大切です。どのように使うかもしっかりお伝えします。

何よりも気をつけているのは、治療に入る前によく説明し、今の病状を理解いただくことです。そもそも歯科医院や歯科医師に苦手意識を持っていらっしゃる方が多いので、分からない点を残して治療に入ると、ますます治療への意欲を失いかねません。説明にはできる限り時間をお取りするようにしています。

また、多くの患者さまは緊張して来られているので、なるべく痛みを軽減しながら治療することも心がけていることです。

当院は歯科口腔外科が診療の柱のひとつです。親知らずの抜歯やインプラント（※）といった治療においては、動脈や神経の形状、その土台となる顎の骨の位置などを3次元でしっかり把握する必要があるため、歯科用CTを設置しています。

手術を行う環境では衛生管理は特に重要です。歯を削る時に使用するタービンと呼ばれる治療機器などを高圧高温の蒸気で滅菌する滅菌器や、感染予防のために口腔外バキュームを使用しています。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

歯科医院に通うのが好きという人はあまりいないと思います。しかし、歯科医師やスタッフとの信頼関係が感じられる歯科医院を探している人は多いように感じています。

そのためにも当院は、もっともっとお一人ひとりの患者さまに時間をかけていける体制作りを目指しています。将来的には歯科衛生士などのマンパワーも増強していきたいですね。

キーワードはやはり予防管理でしょう。患者さまとの信頼関係を土台に、末長くお口の健康を見守っていける歯科医院が当院の描く将来像です。