歯科医院のホームページから予約を増やすには?見直すべき4つのポイント

ホームページ/MEO/SEO

「ホームページはあるのに、なかなか予約や新規患者の来院につながらない」と感じている院長・理事長は少なくないのではないでしょうか。

予約が増えない原因は、ホームページの有無ではなく、サイトの中身にあることも多いものです。具体的には、検索したときに見つけてもらえているか、サイトに来た人が迷わず予約まで進めるか、不安を解消できる情報がそろっているか——こうした点が予約数に関わってきます。

この記事では、歯科医院のホームページから予約を増やすために見直したい4つのポイントと、自院での進め方を整理します。自院のホームページに当てはめながら読み進めてみてください。

予約への導線を最適化する

最初に見直したいのが、予約までの導線です。ホームページを見た人が「予約したい」と思ったときに、迷わず行動できる状態にしておくことは、予約につながる可能性を高めるうえで重要です。情報が載っていても、予約までの一歩が分かりにくいと、来院検討者はそのまま離脱してしまうことがあります。

ファーストビューに診療時間・アクセス・予約ボタンを集約する

ファーストビューとは、ページを開いて最初に表示される画面のことです。来院を検討している人がまず確認したいのは、診療時間・場所・予約方法の3点です。これらがスクロールしないと見えない位置にあると、知りたい情報にたどり着く前に離脱されやすくなります。

診療時間、最寄り駅からのアクセス、予約ボタンを画面上部にまとめておくと、来院検討者が短時間で判断しやすくなります。

スマホファーストで設計する

「歯医者 予約」のような検索は、スマートフォンから行われるケースも多いため、スマホで見たときの使いやすさを前提に設計することが大切です。パソコン画面では見やすくても、スマホで見ると文字が小さい、ボタンが押しにくい、という状態では予約につながりにくくなります。

スマートフォンでの閲覧を前提に、片手でも押しやすい位置や大きさでボタンを配置しましょう。一度、自院のホームページをスマホで開き、予約完了まで実際に操作してみると、つまずきやすい箇所が見えてきます。

追従型予約ボタンを置く

追従型(スティッキー)ボタンとは、ページをスクロールしても画面の上部や下部に常に表示され続けるボタンのことです。

ホームページを読み進めるうちに「予約しよう」と思っても、そこから予約ボタンを探して画面を行き来するのは手間になります。常に「Web予約」ボタンが見えていれば、思い立ったタイミングで予約画面へ進みやすくなります。

電話番号はタップ発信できるようにする

スマートフォンから見ている人が電話で予約したい場合、電話番号をタップするだけで発信できる設定にしておくと、番号を控えてかけ直す手間を減らせます。

予約方法はWeb予約だけに一本化するのではなく、電話予約も残しておくことをおすすめします。患者さんの年齢層や予約のとりやすさに合わせて、両方の窓口を用意しておくと、取りこぼしを減らしやすくなります。

24時間対応のWeb予約システムを導入する

電話予約だけの場合、受付時間外にホームページを見た人は、その場で予約できません。「あとで電話しよう」と思ったまま、別の歯科医院に予約してしまうこともあります。日中に電話する時間がとりにくい人の取りこぼしを防ぐ手段として、Web予約システムがあります。

Web予約が必ず必要というわけではありませんが、来院検討者の生活時間や、電話対応にかけられるスタッフの工数によっては、導入を検討する価値があります。

リアルタイムの空き状況がわかる仕組み

Web予約システムの中には、予約画面で空き時間を確認できるものがあります。空いている枠が一目でわかると、来院検討者は希望の日時を選びやすくなり、予約までの一歩も短くなります。

電話予約との併用を前提にする

Web予約を導入しても、電話予約をなくす必要はありません。高齢の患者さんなど、電話のほうが予約しやすい層も一定数います。Web予約と電話予約を併用し、患者さんが使いやすい方法を選べる状態にしておくと安心です。

なお、Web予約システムは製品ごとに対応している機能や使い勝手が異なります。すべてのシステムで同じことができるわけではないため、自院の予約管理の方法に合うかどうかを基準に選ぶとよいでしょう。

予約後のリマインド・予約確認

予約システムによっては、予約内容の確認メッセージや、来院日前のリマインドを送信できるものもあります。こうした機能があると、患者さんの来院忘れを減らしやすくなります。

予約システムそのものの比較や選び方は専門的な内容になるため、詳しくは予約システムに関する関連記事もあわせて参考にしてください。

LINEなど使い慣れたツールとの連携

予約システムの中には、LINEなど普段使っているツールと連携できるものもあります。患者さんが慣れたツールから予約や予約変更を行えると、操作の負担が少なくなり、利便性も高めやすくなります。

患者の不安を取り除くコンテンツを充実させる

初めて行く歯科医院では、誰でも不安を感じやすいものです。「どんな治療をされるのか」「痛くないか」「費用はいくらか」——こうした疑問が解消されないと、予約をためらう原因になります。来院検討者が抱きやすい疑問を、ホームページ上で先回りして解消しておくと、予約への心理的なハードルを下げやすくなります。

初診の流れ(予約から診察・会計までの見通し)

初めての歯科医院で不安を感じやすいのは、「行ったら何をされるのか」が分からないことです。予約してから、受付・問診・診察・会計まで、当日の流れをステップ形式で示しておくと、来院前に見通しが立ち、不安がやわらぎます。

院長・スタッフの顔写真と挨拶

どんな人が治療を担当するのかが分かると、安心感につながります。院長やスタッフの顔写真に加えて、簡単な挨拶や治療への考え方を掲載すると、来院前に医院の雰囲気が伝わりやすくなります。

院内ツアー・設備の紹介

院内の写真は、清潔感や雰囲気を伝える材料になります。受付や診療スペース、設備などの写真を掲載すると、来院検討者は実際に通うイメージを持ちやすくなります。写真の質も印象を左右するため、明るく見やすい写真を用意したいところです。

明確な料金体系

とくに自由診療(インプラントや矯正など)は、費用の目安が分かると検討しやすくなります。ただし、医療広告ガイドラインにより、自由診療の費用を掲載する際は「標準的な費用」だけでなく、「治療内容・期間・回数」および「主なリスク・副作用」を分かりやすく併記することが求められています。

サイト内のよくある質問(Q&A)

痛みの程度、費用、通院回数など、来院前に多い疑問をホームページ内のQ&Aとしてまとめておくと、来院検討者は気になる点をその場で確認できます。受付に寄せられる質問を振り返ると、掲載すべき項目が見えてきます。

「地域名+歯医者」で見つけてもらう(SEO・MEO)

ここまでホームページの中身を見てきましたが、そもそも検索で見つけてもらえなければ、予約の母数は増えません。来院検討者の多くは「地域名+歯医者」「最寄り駅+歯科」といった言葉で歯科医院を探します。このとき自院のホームページや医院情報が表示されなければ、せっかく整えた予約導線も活用されないままになってしまいます。

近隣で歯科医院を探している人に届く状態をつくることが、予約を増やす土台になります。

Googleビジネスプロフィール(MEO)の活用

Googleで地域名とあわせて歯科医院を検索すると、地図とともに医院情報が表示されます。ここに表示される情報は、Googleビジネスプロフィールという無料のサービスで管理できます。

医院を登録し、診療時間・住所・電話番号・休診日などを正確に保つことが基本です。情報が古いままだと、来院検討者を迷わせてしまいます。

地域名を適切に掲載する

ホームページのタイトルや見出しに、医院のある地域名や最寄り駅名を入れておくと、その地域で歯科医院を探している人の検索に対応しやすくなります。実際に患者さんが検索する言葉を意識しながら、無理のない形で記載することがポイントです。

診療内容を地域のニーズに合わせる

小児歯科、口腔外科、矯正歯科など、診療科目ごとのページを用意しておくと、特定の診療を探している人に見つけてもらいやすくなります。その地域でニーズのある診療内容を踏まえて、ページを整えるとよいでしょう。

なお、検索で上位に表示させるためのSEO対策や、Googleビジネスプロフィールの運用方法は、それだけで一つのテーマになる内容です。より詳しい施策については、歯科医院の地域SEOやMEO対策に関する関連記事もあわせて参考にしてください。

ホームページの予約導線を見直す進め方と、依頼先の選び方

ここまで紹介した4つのポイントは、すべてを一度に対応する必要はありません。自院の状況に合わせて、できるところから進めていくのが現実的です。

まず自院でできる範囲を見直す(無料・低コスト)

費用をかけずに着手できることもあります。たとえば、予約ボタンの位置を上部に移す、診療時間やお知らせを最新の内容に更新する、自院のホームページをスマホで開いて予約まで操作してみる、自院の地域名で検索して表示状況を確認する、といった項目です。

まずは、こうした手をつけやすい項目から始め、現状を把握するところから進めるとよいでしょう。

既存ホームページの改修、または制作・リニューアルを検討する

自院でできる範囲の見直しだけでは限界がある場合、既存ホームページの改修や、制作・リニューアルを検討することになります。

その際は、現在のホームページをどの制作元に依頼したか、契約内容はどうなっているか、更新をどこまで自院で行えるかを確認しておくと、改修の進め方を判断しやすくなります。

制作・リニューアルの依頼先を選ぶときの基準

制作・リニューアルを外部に依頼する場合、依頼先を選ぶ基準をあらかじめ決めておくと、比較しやすくなります。判断材料としては、次のような点が挙げられます。

歯科医院のホームページ制作の実績があるか
予約導線やスマートフォン表示に対応できるか
検索で見つけてもらうための設計を踏まえているか
公開後の更新やサポートの体制が整っているか
費用とサービス内容のバランスが自院に合っているか

こうした基準を満たすサービスの一つに、歯科医院専門のホームページ制作サービス「クリニックスタイル」があります。歯科医院のホームページ制作実績をもとに、プロカメラマンによる撮影や専門ライターによる原稿作成、診療内容・アクセス・スタッフ紹介などを含むページ構成に対応しています。

また、スマートフォン表示に対応したレスポンシブデザインや、公開後の更新対応も用意されています。初期費用を抑えて月額制で始められるプランもあり、費用面の負担を抑えながら導入を検討しやすいサービスです。

なお、写真データの提供範囲やオプション内容、プラン構成はプランによって異なるため、最新の詳細は公式サイトで確認することをおすすめします。

料金やプランの詳細は変動することがあるため、最新の内容は公式サイトで確認しましょう。

FAQ

Q1. ホームページを作れば、すぐに予約や新規患者の来院は増えますか?

ホームページを用意するだけで予約が増えるとは限りません。検索で見つけてもらえること、サイトに来た人が迷わず予約できる導線、不安を解消できる情報——これらがそろってはじめて、来院を検討してもらう接点になります。本記事で紹介した4つのポイントを、自院の状況に合わせて見直していくことが大切です。

Q2.「地域名+歯医者」で検索しても自院のホームページが出てきません。どうすればよいですか?

検索で見つけてもらうには、自院ホームページ側の対策と、Googleビジネスプロフィールの整備という両面からの取り組みが関係します。まずはGoogleビジネスプロフィールに医院を登録し、情報を最新に保つところから始めるとよいでしょう。

あわせて、ホームページ内に地域名や診療内容が適切に掲載されているかも確認してみてください。詳しい施策は、歯科医院の地域SEO・MEO対策に関する関連記事も参考にしてください。

Q3. 電話予約だけでは不十分でしょうか?Web予約は必要ですか?

電話予約だけでも医院は運営できますが、受付時間外に予約したい人を取りこぼす可能性があります。Web予約が必須というわけではなく、患者さんの年齢層や、電話対応にかけられるスタッフの工数によって判断するものです。導入する場合も、電話予約と併用し、患者さんが使いやすい方法を選べる状態にしておくと安心です。

Q4. 今あるホームページを作り直さず、予約導線だけ追加することはできますか?

現在のホームページの作りや契約内容によって異なります。既存サイトに予約ボタンやWeb予約システムへのリンクを追加できる場合もあります。まずは、現在のホームページをどの制作元に依頼したか、自院でどこまで編集できるかを確認してみてください。そのうえで、改修で対応するか、リニューアルを検討するかを判断するとよいでしょう。

Q5. ホームページ制作を専門会社に依頼する場合、費用はどのくらいかかりますか?

費用は、依頼する会社やプラン、ページ数、撮影の有無などによって幅があります。初期費用と月額費用を組み合わせた料金体系で提供されることも多く、サービスによって内容は異なります。

料金は変動することもあるため、複数のサービスの最新情報を、各社の公式サイトや問い合わせで確認したうえで比較することをおすすめします。

まとめ:予約が増えるホームページに見直す

歯科医院のホームページから予約を増やすには、予約への導線の最適化、24時間対応のWeb予約システム、患者の不安を取り除くコンテンツ、「地域名+歯医者」で見つけてもらうための対策——この4つのポイントを押さえることが土台になります。

まず見直したいのは、自院のホームページをスマホで開いて予約まで操作してみること、診療時間やお知らせを最新に保つこと、自院の地域名で検索して表示状況を確認することです。費用をかけずにできる範囲から、現状の把握を始めてみてください。

ただ、こうした見直しを自院だけで進めるには、知識や時間の面で限界を感じることもあります。日々の診療と並行して、ホームページの設計・撮影・更新まで対応するのは負担が大きいものです。

歯科医院専門のホームページ制作サービス「クリニックスタイル」では、歯科医院のホームページ制作実績をもとに、予約導線やスマートフォン表示に対応したホームページ制作を行っています。プロカメラマンによる撮影や専門ライターによる原稿作成、公開後の更新対応も用意されており、初期費用を抑えて始められるプランもあります。プランごとの対応範囲や料金の詳細は、公式サイトで確認することをおすすめします。

自院のホームページの見直しを検討されている場合は、資料ダウンロード・お問い合わせから、サービス内容や費用感を確認してみてください。

出典・参考情報

出典名:Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Google のローカル検索結果のランキングを改善するヒント」
URL:https://support.google.com/business/answer/7091?hl=ja本文で使った内容:ローカル検索結果に医院情報が表示される仕組み、住所・電話番号・営業時間などのビジネス情報を正確かつ最新に保つことの重要性、ローカル検索のランキングが関連性・距離・知名度に基づくこと

出典名:Google ビジネス プロフィール「Google にビジネスを掲載」
URL:https://business.google.com/jp/business-profile/本文で使った内容:Googleビジネスプロフィールが無料で利用でき、Google検索・Googleマップ上でビジネス情報を管理できること

出典名:Google 検索セントラル「モバイルファースト インデックスに関するおすすめの方法」
URL:https://developers.google.com/search/docs/crawling-indexing/mobile/mobile-sites-mobile-first-indexing?hl=ja本文で使った内容:モバイル版コンテンツがインデックス登録・ランキングに使用されること、モバイルでの見やすさを前提とした設計の必要性

出典名:クリニックスタイル公式ページ(エンパワーヘルスケア株式会社)
URL:https://www.empower-hc.com/lp/hp/本文で使った内容:歯科医院専門のホームページ制作サービスであること、プロカメラマンによる撮影・専門ライターによる原稿作成、ページ構成、レスポンシブデザイン対応、公開後の更新対応、初期費用・月額制のプランがあること

※本記事に記載したクリニックスタイルの料金・プラン・サービス内容は変動する可能性があります。プランごとの対応範囲や写真データの提供条件は、最新の公式サイト情報をご確認ください。