ラミネートベニアで歯を白くするために必要な料金とは?

スマイルライン編集部
2022-08-22 更新
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この記事の目次

1.ラミネートベニアとホワイトニングの相場
1-1 ラミネートベニアの料金1-2 ホワイトニングの種類と料金
2.ラミネートベニアの治療法と期間
2-1 ラミネートベニアの治療法2-2 ラミネートベニアの治療期間2-3 ラミネートベニアのメリットとデメリット
3.まとめ

「歯を白くしたい」「前歯の隙間が気になる」「歯の形を綺麗にしたい」など、歯の悩みはさまざまです。ラミネートベニアとは、歯の表面を薄く削り、セラミック製のラミネートベニアを貼りつける治療法です。

ラミネートベニアでは、歯を削るため、ホワイトニングで落とせない汚れも落とすことができ、貼り付けるラミネートベニアのサイズや形によって歯の隙間や歯の形状を直すことが可能です。
この記事では、ラミネートベニアの施術に必要な料金に加え、ホワイトイニングの種類や料金もご紹介していきます。

※ 掲載する平均費用はあくまでユーザー様のご参考のために提示したものであり、施術内容、症状等により、施術費用は変動することが考えられます。必ず各院の治療方針をお確かめの上、ご自身の症例にあった歯医者さんをお選びください。

1.ラミネートベニアとホワイトニングの相場

ラミネートベニアは、歯を白くするだけではなく、歯の隙間や歯並びの悪さ、歯の形状が悪い場合でも治療することができます。

また、歯を美しくする施術法としては、ラミネートベニアのほか、「ホワイトニング」「ティーシーズ」「クラウン」「マウスピース」などがあり、それぞれ施術の特徴が異なり、料金もそれぞれです。まずは、ラミネートベニアの歯科治療に必要な料金を確認してみましょう。

1-1 ラミネートベニアの料金

ラミネートベニアでは、治療を行う歯1本あたり5~15万円が相場となっています。施術で使用するセラミックのラミネートベニアは、「シェル」と呼ばれ、1本1本オーダーメイドで作られ、料金が高めになっているようです。

また、ラミネートベニアは、保険適応されず自由診療で行われる施術法であるため、歯科医院やサロンによって料金が大きく異なることも知っておきましょう。

1-2 ホワイトニングの種類と料金

ラミネートベニアは歯を削りますが、ホワイトニングは歯を削らず、ホワイトニング剤を白くしたい歯の表面に塗る施術です。ホワイトニングには、「ホームホワイトニング」に「オフィスホワイトニング」、「デュアルホワイトニング」の3つの種類があり、この3つの中では安価で行える施術がホームホワイトニング、次いでオフィスホワイトニング、デュアルホワイトニングになっています。

「歯を白くしたい!」と考えている方は、歯科治療にかけられる予算を考慮しながら、ラミネートベニアとの施術方法や料金の違いを比較して、検討してみましょう。

ただし、ホワイトニングの場合は、ラミネートベニアで解消できる「歯の形状」や「すきっ歯」などの治療はできないことを忘れずに。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングでは、マウスピースとホワイトニング剤を使用して、自分で歯のホワイトニングを行います。マウスピースに薬剤を塗ればホワイトニングができるため、上下の歯すべてをホワイトニングする、気になる歯を数本だけホワイトニングするなど、ホワイトニングを行う歯を自分で調整できることが特徴です。

最初のホームホワイトニングでは、自分の歯型に合ったマウスピースを作るため、2~4万円が相場。一度マウスピースを作った後は、ホワイトニング薬剤のみを購入すればよく、5千~1万円程度でホワイトニングができます。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングでは、ホワイトニング力の強い薬剤を使用して歯科医師が施術を行います。強い薬剤を使用するため、1度の施術でも歯が白くなった実感を得られることが魅力のホワイトニング方法です。

オフィスホワイトニングの料金は、歯1本につき1~5万円程度が相場です。クリニックやサロンによっては、施術を行う歯1本につき数千円でオフィスホワイトニングを受けられる場合もあります。

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングは、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを組み合わせた施術方法。2つの施術を組み合わせることで、歯の白さをより長く維持することができ、しつこい色素沈着も解消できるホワイトニング方法です。

デュアルホワイトニングの料金は、マウスピースの作成費用も含めて、5~10万円程度が相場となっています。

2.ラミネートベニアの治療法と期間

歯を美しく見せるだけでなく、歯並びや歯の形状も矯正できるラミネートベニアですが、この章では、治療法や治療期間について紹介していきます。

2-1 ラミネートベニアの治療法

ラミネートベニアでは、「なりたい歯の白さと歯並び」に合わせて歯を削り、削った部分に合うセラミック製のシェルを貼り付けます。治療回数は基本的に2~3回で完了です。

1回目の施術では、カウンセリングで施術後のイメージを医師と共有した後、歯の色の見本から希望の色味を選び、歯の表面を削ります。そして2回目の施術で、ラミネートベニアを削った歯に貼り付けて施術完了です。

施術を行う前のカウンセリングでは、なりたい歯のイメージを担当医師に具体的に伝えることが重要です。歯の白さや形状、サイズや歯並びなど、細かく希望を伝えるようにしましょう。

また、歯の白色は、茶色系や黄色系、灰色系など白色の質が異なります。自分の歯と施術を受けた歯の色調が揃っていないと、口元が不自然に…。そのため、ラミネートベニアで美しく自然な歯を手に入れたい場合には、シェルを貼らない自分の歯の色調に合わせて、シェルの色を選ぶと良いでしょう。

2-2 ラミネートベニアの治療期間

ラミネートベニアは、歯を削ったその部分に貼り付けます。ラミネートベニアが完成するには1~2週間程度が必要です。また、施術完了後もシェルの具合を確認するため1、2回の通院をおすすめしている歯医者さんが多いようです。

そのため、ラミネートベニアの治療期間としては、3~8週間程度と考えておくと良いでしょう。

2-3 ラミネートベニアのメリットとデメリット

■ラミネートベニアのメリット

ラミネートベニアは、シェルを歯に貼り付けるため、ホワイトニングで解消できなかった歯の変色も解消することができます。また、施術で使用するシェルの白さを調整できるため、自分の歯に近い色を選ぶことで自然な仕上がりになることも魅力です。

さらに、ラミネートベニアで削るのは、歯の表面0.5~0.8mmほどなので、歯の神経を痛めてしまう心配はありません。シェルの厚さも調整可能なため、3mmまでのすきっ歯であれば、ラミネートベニアによって解消することが可能です。

 ■ラミネートベニアのデメリット

ただし、噛み合わせに問題がある場合には、ラミネートベニアで治療は行えません。噛み合わせに不安がある方は、歯科医師に相談して、ラミネートベニアの施術が適応かどうか、相談してみると良いでしょう。
また、ラミネートベニアは1本から治療が可能ですが、治療したい歯が複数ある場合には、治療費が高くなってしまうこともあります。

ラミネートベニアは、基本的には歯を削らなければいけない治療法ですが、歯並びや歯の形状によっては、歯を削らなくても良い場合もあります。
「歯を削りたくないけど、ラミネートベニアで歯をきれいにしたい」という方は一度歯科医師に相談して、自分の歯は削らなくても施術が受けられるか聞いてみると良いでしょう。

3.まとめ

ラミネートベニアの料金やその特徴、また、ホワイトニングの料金や施術法をご紹介しました。悩みや予算に合わせて自分に合った方法を選択して、白く美しい歯を手に入れてください。

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