セラミックの歯を入れた後はもちろん、治療中も快適に過ごしていただけるように、当院では型取りや模型の作製、仮歯作りなど、一つひとつの工程にこだわりを持って進めています。
まず、工夫を凝らしているのが仮歯の製作です。当院では一時的に歯を補うために、プロビジョナルレストレーションと呼ばれるものを用意しています。これは、最終的に装着するかぶせ物と同じ形に形成した仮歯です。一定期間、隙間を埋めるだけの仮歯とは違い、この段階で形や傾き、大きさ、見え方を調整し、それを基に実際にかぶせ物を作ることができます。
型取りの際には、一手間をかけて歯肉圧排法を行っています。これは、歯と歯茎の境を明確にする処置で、より実際に近い型が取れます。印象材は、お口の中に入れたら2分間はしっかりと手で押さえます。これは変形を防ぐためです。当院では必要に応じて歯茎の形成も行います。これによって、歯茎が下がりにくくなるというメリットが得られます。
セラミックのつめ物・かぶせ物治療は、口元の見た目にこだわりを持つ女性だけでなく、あらゆる性別・年代の方におすすめです。実際に、男性の患者さまにも「本当は白い歯にあこがれていたんです」とおっしゃる方もいます。
例えば、歯に興味がない方であっても、お口の中をしっかりと治療していくと、銀歯を白い素材に変えたいと心変わりすることがあります。歯科用プラスチックの変色が気になって詰め替えても、すぐに色が変わってしまうので諦めている方もおられることでしょう。そのようなお悩みをお持ちの方に、汚れが付きにくくて変色せず、虫歯や歯周病の予防にもつながるセラミックがおすすめです。
ご興味がある方はどなたでもお気軽にご相談ください。
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2024年4月
2024年5月
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