お口の健康を維持するためには、患者さまご自身がお口の中の状態を知り、予防意識を高めることが大切です。そのための取り組みとして、虫歯や歯周病などの怖さをご説明するとともに、歯周ポケットの検査を毎回行ってお口の現状を理解していただくようにしています。お子さまの場合、生えたばかりの歯はエナメル質が完成されていないので、虫歯ができないように細心の注意を払っています。
また、予防のためにはご自宅でのセルフケアも重要ですが、メンテナンスを目的とした定期的な通院も欠かせません。お越しいただいた際には、クリーニングのほか、必要に応じて食生活やセルフケアの指導をさせていただきます。一人ひとりの患者さまに合わせたアドバイスをいたしますので、ぜひ予防のために当院へお越しください。
歯ぎしりや食いしばりを放置すると、歯に強い負荷がかかり続け、亀裂が入ったり冷たいものがしみたりする可能性があります。また、顎の関節に痛みが生じることもあるかもしれません。そういったリスクがある方には、マウスピースの装着による改善をご提案しています。
マウスピースを就寝時に装着することにより、歯ぎしりや食いしばりを防止して歯にかかる力を分散させます。当院が採用しているマウスピースは、先代の院長が考案したハードタイプのもので、患者さまの噛み合わせに応じて微調整することが可能です。