入れ歯に関して、「入れ歯が動いて、噛みづらい」など、装着しているのに動いてしまうというお悩みを抱えた患者さまもいらっしゃると思います。そうした入れ歯の問題に対して、当院は動きにくい入れ歯、“吸着義歯”を使って治療をしています。吸着義歯は、入れ歯と歯茎の接着部に圧をかけて、空気を抜いて表面張力にすることで、外れにくくした入れ歯です。
同じ入れ歯でも、下の入れ歯は顎の骨が少なく、入れ歯を支える土手がないと、動いてしまいます。そうした顎の骨量が少ない方でも、吸着義歯ならば、外れにくくなるのが特徴です。吸着義歯に着目したのは、患者さまの入れ歯に関してのお悩みを承る機会が増え、改善して喜んでいただこうと思ったのがきっかけです。
「今の入れ歯だと、カクカク動いて噛みづらい、話づらい」などとお困りの方は、吸着義歯をご検討されてはいかがでしょうか。
入れ歯もマイカーと同じく、定期的な修理、点検、すなわち、メンテナンスが必要不可欠です。当院は、患者さまのお口のメンテナンスをしています。保険治療の入れ歯は材質がプラスチックのため、細菌が繁殖しやすいです。患者さまご自身で行う歯磨き、ブラッシングなどもお口の中の衛生管理に欠かせませんが、それでも磨き残しは出てきます。
メンテナンスを怠り、長い期間が経過すると、お口の中は不衛生になります。雑菌は入れ歯にだけではなく、留め金やバネなどに付着していることが少なくありません。その雑菌がさらに繁殖し、周囲の歯にも悪影響を与えてしまうことも危惧されます。そうした患者さまが思いもよらなかった不測の事態を避けるためにも、当院でお口の中を点検されてください。患者さまがこれからもずっと、入れ歯と仲良く共存できるようにお手伝いします。
虫歯や歯周病、あるいは外的損傷などで、歯を失うことがあります。その欠損部への治療法を、当院は患者さまにいくつかご案内しています。そのどれにもメリットがあり、またデメリットもあります。そうした治療法の特徴を考慮に入れながら、患者さまのご要望やご希望をしっかりとお聞きし、提案させていただきます。
提案させていただく治療法の一つが、歯の欠損部に人工歯根を埋め込むインプラント(※)です。インプラントは固定されているため、安定性はありますが、自由診療のため費用が高くなります。入れ歯は歯茎にのせた状態で噛むため、普通の歯より噛みづらいのが難点です。また、埋め込んだインプラントデンチャー(※)という入れ歯もあります。
患者さまの症例に合わせて、それぞれの長所、短所、特徴をご説明し、ご提案します。また、インプラントは手術が終わったら、終了とはなりません。その後のメンテナンスが必要です。インプラントに限らず、治療後の歯科検診をしっかりされたい方は当院ができる限りのサポートをいたします。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
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