こだわり｜やすだ歯科

患者さまの健康のために、天然歯を残す「保存治療」を中心として日々診療を行っています。この治療は、深い虫歯の治療だけでなく歯周病治療などにおいても、できるだけ歯を残すことを意識した治療です。そのため、「歯を抜かないといけない」と診断された患者さまがセカンドオピニオンとしてご相談に来られることもあります。

また、当院は「歯を抜いてインプラント治療をする」といった考えではありません。肉眼の10倍に拡大できるマイクロスコープを使用した治療を行い、細菌の取り残しを防いで再発防止に努めています。「歯を残したい」「再治療したくない」などとお困りの患者さまは、「歯を守る」ことに重きを置いて診療している当院へお越しください。

治療の説明は、「目で見て分かりやすく」なるようにしております。そのため、治療内容のパンフレットを作ったものを待合室に置いています。それを読むことで、当院で受ける治療の内容が分かるようになっています。待っている時間も、歯科治療について知っていただければという思いで置いています。

また、診療時にも、医師側から患者さまが気になっていることはないかお声掛けすることで、患者さまの疑問や不安を解消するように心がけています。初めて歯医者に来られる方もリラックスしてご来院ください。

「治療が怖い」「麻酔が苦手」という患者さまが気持ちよくご来院いただけるように、痛みの少ない治療を行っています。虫歯治療の場合は、歯茎に塗るタイプの表面麻酔を行い、事前に温めておいた麻酔液を一定の速度で注入できる「電動麻酔器」で麻酔を施します。また針は33ゲージの細い針を使用しているため、針が刺さる時のちくっとした痛みも、麻酔液が入り込む時の違和感も軽減することが可能です。

また、歯周病治療の際は針のない麻酔を使用しています。歯と歯茎の間に麻酔液を入れるのみのため、痛みはほとんどありません。できる限り痛みの少ない麻酔処置や治療をご提供できるように心がけていますので、リラックスして治療に臨んでいただきたいと思います。

マイクロスコープは、5倍・10倍に拡大して見ることができます。深い所に亀裂があったり、虫歯が進行していたりするのが分かるというのがメリットです。マイクロスコープは、根管治療や美容診療などにも使用します。

また、当院では炭酸ガスレーザーを使用した治療を行っております。これは、口内炎の治療や歯茎の切開などにメスの代わりになり、出血を抑えたりする時などに使います。痛みがある手術をしなくても治療が行えるので、患者さまにとっては負担が軽減される機器になります。

インプラント治療や入れ歯は失った歯を補うための手段であり、一度抜いた歯は元の状態に戻すことは難しいでしょう。なるべく多くの患者さまの天然歯を残すためには、保存治療のひとつである「歯の根の治療」の技術や知識を習得することが重要です。当院長は大学時代から「保存治療」に対して深く研究してきた経緯があります。そしてより多くの患者さまに対して歯を残す治療をご提供するために、この地、中央区天神に開業するに至りました。患者さまにお喜びいただくために、これからも技術の習得に励んでいくことに尽力いたします。