ホームケアと医院でのプロフェッショナルケアで歯を健康に保ちましょう
虫歯や歯周病は歯を失う原因の一つとして挙げられますが、いずれもご自宅でのケアと医院でのプロフェッショナルケアで予防できるものです。そして予防で重要なのが、プラークコントロールなのです。
プラークコントロールとは、虫歯や歯周病を引き起こす細菌の活動源となるプラーク(歯垢)を除去していく予防法です。お口の中には、「口腔内フローラ」と言って、細菌や微生物などの常在菌が存在するため、口内の細菌数自体をゼロにすることはできません。そのため、その細菌の餌となるプラークを取り除いていくことが重要と言えます。
また、虫歯や歯周病によって食べ物をよく噛めない状態になると、消化・吸収が悪くなり消化器官にも負担をかけかねません。歯を健康に保つことは、こうしたお身体の機能面にもより良い影響を与えてくれます。歯磨きなどのホームケアだけではなく、歯科衛生士によるプロフェッショナルケアも予防法に取り入れ、歯を健康に保っていきましょう。
予防歯科へのこだわり
歯科衛生士は担当制を採用しています。こうすることで、セルフケアの状態や治療前後のお口の変化を細かく把握できるからです。また、患者さまとコミュニケーションを取っていく中で生活環境や食生活を知ることができ、その人に合った予防歯科のご提案も可能になります。
予防歯科では専用ルームをご用意しました。プライバシーに気を配り個室にしていますので、周りの目を気にすることなく治療を受けていただけます。さらに、院内はバリアフリー設計です。
そのほか、通院回数を少なくできるように1回の診療時間を長めに取る工夫をしたり、平日は都合がつかない方のために土曜日も診療したりするなど、通院しやすい環境を整えています。
歯ブラシやフロスなどの補助用具を使っても、どうしても磨き残しは出てしまいます。また、電動歯ブラシをお使いの方もいらっしゃるかと思いますが、それでもケアできない所は発生します。
そういった磨きにくい部分については、歯科衛生士がプロフェッショナルケアにて対応していきます。具体的には、クリーニングで歯間の清掃を行い、プラークを取り除いたり歯の表面を研磨して歯石を除去したりします。
プロフェッショナルケアは定期的に受けていただくことが大切です。患者さまのお口の状況やライフスタイルにもよりますが、1カ月から6カ月に1回を目安にご来院いただければと思います。
プロフェッショナルケアを月1回受けていても、残りの日数はご自宅でのケアが中心となります。そういった点から、ホームケアは医院でのケアよりも重要だと言えます。
つめ物やかぶせ物などの補綴物が多くなるご年配の方と、歯が生えそろったばかりのお子さまとでは、歯磨きの方法や使用する清掃器具が違うように、年齢によってホームケアの仕方は異なります。そのため、それぞれにあったケア方法をアドバイスいたします。また、ご提案した清掃器具は医院でご購入いただくことも可能です。
さらに、ケアの仕方だけではなく、食生活の管理やサポートも行っています。持病のある方のご相談も受け付けていますので、不安なことがございましたら遠慮なくお声がけください。
問診・歯の検査
まずは患者さまのお悩みごとや生活スタイルをお聞きします。その後、診査・診断を通してお口の状態を確認し、患者さま一人ひとりに合った予防プランを立案します。予防プランについて、費用面や通院頻度などのご希望がございましたらこのタイミングでお申し付けください。それらも含め、ご要望に添ったものをご提案いたします。
クリーニング・ブラッシング指導
専用の洗浄器具を使用して、歯の清掃を行います。セルフケアでは行き届かない歯間のプラークを除去するクリーニングを行い、プラークコントロールに取り組んでいます。さらに、磨き残しが多くある場合は、セルフケアの方法を分かりやすくご説明します。汚れの落ちやすい歯磨きの仕方もお伝えしますので、ご自宅でも実践していただければ幸いです。
最終チェック
最後に汚れが残っていないかを細かく確認し、お口の中全体をチェックしていきます。歯質を強化するフッ素塗布にも対応していますので、ご希望の方はお申し付けください。お口の健康を守るには、こうしたメンテナンスを定期的に受けていただくことが重要です。通院頻度もご提案いたしますので、メンテナンスの際に参考にしてみてください。
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