長岡京アゼリア歯科

当院では、お子さまと親御さまが一緒に通える空間づくりにこだわってきました。その一つがキッズスペースです。お子さまにとって、歯科医院は苦手になりやすい場所です。そんなお子さまが、少しでも来るのが楽しくなるように、キッズスペースにはたくさんのおもちゃをご用意しています。

また、お子さまが落ち着いて治療を受けられるように、子ども向けのDVDも多数そろえています。待合室で映像を見せられるだけでなく、お子さま専用の診療台に設置されたモニターにアニメーションを映すこともできます。映像を見ているうちに、治療を怖がっていたお子さまもいつしか泣きやむケースは少なくありません。

お子さまだけでなく、大人の方でも通いやすいよう工夫しています。当院の診療室は個室か半個室のため、まわりを気にすることなく治療を受けていただけます。また、院内に静かなBGMを流したり、インテリアを季節ごとに変えたりするなど、気持ちを落ち着かせる空間演出にもこだわっています。

患者さまに納得して治療を受けていただくために、当院では丁寧なカウンセリングを心がけています。患者さまのお悩みを聞き逃さないように、「初診カウンセリング」「セカンドカウンセリング」「補綴カウンセリング」「終了カウンセリング」と、カウンセリングを4回に分けて、患者さまとお話しする時間を設けています。

最初から歯科医師がカウンセリングをすると緊張して話しにくいと思いますので、最初は歯科衛生士や歯科助手が対応いたします。もし、患者さまのほうで、「こうしてほしい」ということがありましたら、遠慮なくご希望をお聞かせください。

また、当院では患者さまの年齢に合わせた細やかにアドバイスも行っています。ライフステージによって、お口の問題点も変わります。例えば、妊婦の方の場合、生まれてくる赤ちゃんもお口のケアが必要ですし、中高年の方の場合、唾液の量が少なくなるのでその対処が必要です。そこで「年齢別のアドバイスシート」を用意しており、年齢に合わせた予防に関する情報を多く共有しています。

お子さまの治療で大事なことは、とにかく怖がらせないことです。一度、トラウマになってしまうと、歯科医院に通うことができなくなり、お口の治療自体が難しくなってしまいかねません。そのため当院では、痛みが出やすい治療は後回しにして、簡単な歯みがきの練習などをしながら、まずはお子さまに歯科医院の雰囲気に慣れてもらうようにしています。

ある程度慣れてきて初めて治療に入りますが、焦りは禁物です。できそうなことから少しずつ丁寧に治療を進めていきます。例えば、治療をするときも、いきなり診療台を倒すとお子さまがびっくりしてしまうので、椅子を倒した状態で寝てもらうようにしています。また、お子さまが歯科医院に対してマイナスイメージを持たないように、言葉使いや行動、態度にも気を配って対応するようにしています。

特にお子さまが不安になるのは、自分が何をされているか分からない状態です。そこで、治療中はこまめに鏡でお口の中を見てもらうようにしています。そうすると、「ああ、今こんなことをしているんだ」とお子さま自身も理解ができ、気持ちも落ち着いてきます。小児歯科に力を入れている女性の歯科医師も勤務していますので、お子さまの「初めての歯医者さん」をお探しの方でもぜひお越しください。

歯というのは一度失うと二度と元には戻りません。また、歯を失うと、思い通りに食事が取れなくなり、体の健康にも悪影響を及ぼしかねません。大切な歯を守り、自分の歯でかめる喜びを知っていただくために、当院では予防歯科に力を入れています。

当院が考える予防歯科とは、自分の歯でおいしく食事ができる状態にすることです。そして、もし歯を失ってしまった場合でも、それ以上病気が他の歯に波及しないように処置をすることです。

より効率よく予防に取り組めるよう、当院では一人の患者さまに対して同じ歯科衛生士がお口の管理を担当する「担当歯科衛生士制」を導入しています。継続してお口の状態を管理することで、お口の変化に気づきやすいことがメリットです。また、患者さまの癖や問題点なども把握しているので、その方に合ったアドバイスができるのも利点です。