歯科医師と歯科衛生士の連携でしっかり予防治療
具体的な予防治療は、治療を行った後に行いますが、フロスや歯間ブラシを毎日通していただくよう、繰り返しお伝えしています。
掃除は私と歯科衛生士で行っており、連携を図って予防を行います。
時にはお互いの意見を述べて、対等に話し合いもします。当院では助手も本当によく勉強しています。
治療終了後に毎回フッ素を塗らせていただきます。染みるのを怖がってか、たまにお断りされる方もいらっしゃいますので、無理強いはいたしません。毎回ご希望はお伺いするようにしています。少しでも治療を楽しんでいただけるよう、アップル味、チョコミント味、ストロベリー味やバナナ味など、特にお子様用には各種味を取り揃えています。また、その都度手に入る新しい味など、種類もたくさんあり、「今日は何味がいい?酸っぱいのでいく?」と毎回楽しみにしながら選んでいただいています。
通院いただかないと予防になりませんが、予防にはやはり患者様のモチベーションが大切です。歯に対してもっと認識を持っていただき、理解していただきたくて、初診の方には説明用パンフレットを用いて歯周病について理解していただいております。歯周病はすべての方にお渡しし、欠損部分がある方は、ブリッジや入れ歯のものを先にお渡しします。ご要望があれば、インプラントや矯正のものを先にお渡しすることもあります。これらは私自らが制作しており、当院の治療方針なども交え、患者様にご提供する文書ということで実施しています。予防に勝る治療はありませんと、20代の方や、若い親御さんに厳しくお話しします。痛くないと歯科に行かないという考えの患者様が多いように思います。それでは、日本の歯科は変わりません。歯に関心がある方は、自身のメンテナンスもしていらして、子供の歯も綺麗です。理解を深めるための方法が漫画でもいいと思っています。
当院の特徴としまして、染め出しを全部のチェアに置き、意欲的に行うようにしております。お子様の場合には初診の際に歯を染め出して、写真撮影し、印刷してご両親にお渡ししています。「こういう所が染まっていますよ。ここが磨けてないですよ」ということをビジュアルで認識していただくためです。口腔内写真やお顔の写真も撮らせていただきます。大人の方に関しては、お仕事途中の方もいらっしゃいますので、ご希望に応じて実施しています。