岡田歯科醫院

患者さまが年齢を重ねてもご自身の歯でしっかりとものを噛めるよう、できる限り神経を抜かず、歯も削らない治療を心がけています。虫歯治療の場合であれば、現在痛みがある歯を治療するだけでなく、将来的にもお口の中を良い環境に保てるような治療を大前提としています。

ただし、患者さまのお口の状態や虫歯の進行度合いにもよるので、状況に合わせて説明し抜歯を伴う治療を行うこともあります。

歯の清掃をはじめとしたケアを行い、お口の中を健康な状態に維持することを目指します。定期的に歯科医院でお口の中を清掃することで、虫歯や歯周病などのリスクを減らせます。痛みが出てからではなく日頃から予防に取り組むことで、ご自分の歯を長く維持でき、治療にかかる費用や時間も抑えられるでしょう。

また、お口の中を清潔に保つことで見た目の印象も変わってきますので、生活全体への意識も高まる傾向があると感じています。お部屋を掃除するような感覚で、お口のメンテナンスにも取り組んでいただきたいですね。

患者さまは「歯が痛い」「入れ歯が合わない」といったトラブルを抱えてお越しになります。そのため、まずは患者さまのお悩みに耳を傾け、少しでも不安を取り除けるような治療に力を注ぎたいと思っています。

患者さまのお悩みに対し、より痛みなどの負担がかからない治療方法を提案することですね。そのためにお話をしっかり聞くことも大切にしています。

説明において大事なのは、患者さまに理解していただくことです。そのため、できるだけ専門用語は控え、伝わる言葉を選んでお話しするよう心がけています。

開院当初は元気に通院してくださっていたものの、最近になって「高齢なので運転免許証を返納しました」「施設に入ったので通えなくなりました」とお申し出くださる方が増えてきました。そういった患者さまの虫歯や入れ歯のケアも末長くさせていただきたいという思いから、機材をそろえ、訪問歯科診療にも対応するようになりました。

ご自宅だけでなく施設にも伺いますので、困ったことがあれば気兼ねなくご相談いただきたいですね。

20代30代の若い世代にも、お口の健康に対してより関心を持ってほしいと思っています。そのため、ホワイトニングや、生活の質を上げることを目的としたお口のメンテナンスにも力を入れていきたいですね。虫歯や歯周病の治療だけでなく、お口全体の機能を高めて、末長く自分の歯で好きな食べ物を噛めるようケアさせていただければ幸いです。

お孫さんと一緒にいらっしゃるなど、ご家族で来られる方が多く見受けられますね。そのため、小さなお子さまからご年配の方まで、幅広いニーズにお応えできる治療をこれからも続けていきたいと思っています。

現在は新型コロナウイルス感染症の影響で難しくなってしまいましたが、以前はよくドライブに行っていましたね。海沿いを運転したり、少し遠出をしてランチを楽しんだりしてリフレッシュしていました。

鹿島茂というフランス文学者の本をよく読みます。特に、マリー・アントワネットの時代のパリについて書いた本に出てくる地図などを見ていると、実際に旅行した気分になれるので気持ちが和らぎますね。

昔の世界地図自体にもとても興味があるので、ヨーロッパの古い町並みを特集したテレビ番組などを見るのも、心が癒されるひとときです。