A.とても繊細な部分の治療ですので、ラバーダムなどの道具を使用し、細菌の侵入に気を付けています。
根管とは、歯の中にある神経や血管が通っている管の部分の名称です。虫歯が重度に進行し、根管内まで菌が感染してしまうと、根管治療が必要になります。根管治療は、菌に侵食された神経を除去・清掃し、詰め物をしてフタをするのですが、この時細菌が中に入り込むと、また内部から炎症が起きてしまう危険性があります。
これを防ぐために、当院ではラバーダムという道具を使用します。ラバーダムは薄いゴムシートですが、これに穴をあけて治療する歯だけが出ている状態にすることで唾液の中の細菌が根管に流れ込むことを防いでいます。
A.肉眼の数倍拡大しながら治療箇所を確認できるので、精密な治療を補助します。
当院は、精密な根管治療を行うために、拡大鏡やマイクロスコープなどの道具を使用しています。根管は細く曲がりくねっており、肉眼で見ながらその中の細菌を一掃するのは大変なことです。マイクロスコープや拡大鏡を使って可能な限り精密な治療を行うことで、再発のリスクを抑えることが期待できます。マイクロスコープは画像を最大で32倍まで拡大したり、録画することもできますので、どのようなことを行ったのかを、患者さまに見ていただきながら治療の詳細を説明することも可能です。
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