小児歯科の治療内容｜丘の上の歯医者さん

小児歯科の一貫として、当院では授乳中の頃から歯の健康に関するアドバイスを行っています。授乳の時期が長引くと、お子さまは母乳でお腹がいっぱいになって、食事をする頻度が減ることがあります。

食事は歯並びを形成する上で大切な要素です。食事の頻度が減ると噛む力は弱くなり顎が小さくなります。また、硬い物を噛む機会も減ることで、歯がしっかり育たず、歯の成長を支えるはずの顎も小さいことで歯並びが悪くなることもあります。

授乳中は母乳が前歯にたまりやすくなります。そのため、しっかりとケアをしっかりできないと、たまった母乳の中で虫歯の原因菌が繁殖します。そして、気が付くと虫歯が進行して神経を取る必要も出てくるほどまでになる場合があります。

授乳中からしっかりと歯のケアができれば虫歯になるリスクは減少しますが、当院ではそのリスクを元から減らすため、卒乳の時期についてもご説明をさせていただいています。

子育てをしていく中で、仕上げ磨きがお子さまの歯を健康に保つために重要です。

歯科医院の指導として細かく指示を出してしまうと保護者の方の負担が増えてしまうので、当院では持ち方などコツのみをお教えいたします。仕上げ磨き中は、お子さまが我慢していなければならないため、短い時間で済ませることが継続して行うためのポイントになります。

まず実際に歯科医師がお子さまの歯を磨いて、手本をお見せいたします。そうすることで、実際にどれくらいの範囲をどの程度磨けばいいかというのがお分かりいただけます。

また、一週間のうちで1日でも、しっかりと歯を磨いて口内の環境をリセットする日を作ることもご提案しています。このように少し磨き方や習慣を変えることで、お子さまの歯を虫歯から防ぐことができます。当院では保護者の方の負担にならずに、お子さまの歯を健康に保つことができるアドバイスを行っています。